浦和オリヴェイラ監督、この30年間の日本サッカー界と平成最後のカードについて言及

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始

2019年04月27日

「非常にタフな試合が続き、移動も重なり…」スタメンの入れ替えも示唆

前線では興梠が孤軍奮闘する状況続く浦和。周囲の選手のコンディション上昇が今後の鍵を握りそうだ。(C) SOCCER DIGEST

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 また、記者会見の中で、「浦和の現状は、昨シーズン私が日本に来た頃と似ている」という話も出た。
 
「就任時(昨年4月)の浦和は興梠が前線で孤立し、一人でいろいろな状況を解決しなければいけませんでした。その後ファブリシオ、武藤が状態を上げて、前からプレスがかかり、得点も増えていきました。他の選手によっていろいろなオプションを試していますが、新加入の選手たちもまだ完全にフィットできていないところがあります。コンディションにも波があり、それが力強い攻撃を見せられずにいる一つの要因だと思います」
 
 清水戦は24日のアウェーでのACL全北現代戦(●1-2)からのスタメンの入れ替えも示唆している。
 
「ポジションによっては誰を出しても遜色ない充実したポジションもあります。一方、ポジションによっては少し特定の選手にかなり頑張ってもらわないといけない、他にオプションがなく同じ選手に出続けてもらわなければいけないところもあります。非常に難しいタフな試合が続き、かなり移動も重なり、消耗の激しい選手がいます。入れ替えられるところはそのようにして戦っていきます」
 
 ちなみに全北現代戦で体調不良により前半で交代した槙野智章は出場には問題ないとのこと。「柏木と橋岡はまだ少し時間がかかりそうだ」と明かした。
 
 平成最後のゴールと、勝利を、浦和が掴む!
 
取材・文:塚越 始
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