サイドチェンジの重要性
もちろん縦パスはひとつのアイデアで、その他に有効手段のひとつとして柴崎が提示したのは「サイドチェンジ」だった。
「ボランチのところでサイドチェンジがあると、相手もだいぶ混乱していたと思う。各駅停車のパスが少し多かったという部分はあるし、大きい展開があるとチャンスをそれなりに作れていた」
「ボランチのところでサイドチェンジがあると、相手もだいぶ混乱していたと思う。各駅停車のパスが少し多かったという部分はあるし、大きい展開があるとチャンスをそれなりに作れていた」
それを実践するかのように、68分に投入されてから柴崎は優れた展開力とパスワークで同じく途中出場の中島翔哉、堂安律、南野拓実らをサポート。「ちょっと停滞していたので、しっかりと流れを変えて点を取りに行くように」(柴崎)という森保一監督の要求を満たすようなパフォーマンスで、勝利に貢献した。
今後日本が試合巧者になるためにも、柴崎のような考え方、チャレンジができる選手が増えていかないといけない。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
今後日本が試合巧者になるためにも、柴崎のような考え方、チャレンジができる選手が増えていかないといけない。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)