【セルジオ越後】香川も宇佐美も期待外れ。評価できるのは中島くらいだ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月26日

テストに合格した新戦力はいなかった

69分に南野と途中交代。先発した香川は不完全燃焼のままベンチへ下がった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 3連敗にならなくてよかったね。0-1で敗れたコロンビア戦からスタメンを総入れ替えした日本は、ボリビアをなんとか1-0で下した。ただ、内容はとても褒められたものでなかったよ。相手は4日前に韓国で試合をして、日本に移動してきたんだ。それを考えると、なおさら1-0という結果は不満が残るよね。
 
 とりわけ、前半の出来は見ていられなかった。よくブーイングが出なかったものだ。試合前にテレビ出演したイニエスタとビジャは気を使って「日本は良いサッカーをしている」と言っていたけど、ハーフタイムに聞いたら違う回答が返ってきたんじゃないかな。
 
 前半を振り返ると、改めて選手層が薄さが浮き彫りになったね。宇佐美はなぜ呼ばれたのかな。試合が終わってからも、その理由は分からなかった。香川も全盛期からは程遠いレベルで、”エース”と呼べなくなっている。乾は積極的にゴールを狙っていたけど、周囲とのコンビネーションが不十分だった。2列目の3人は自由に動き過ぎて、それが逆効果になっていたように僕には見えたんだ。似たようなタイプの選手が多くて渋滞していた印象で、大迫のような収まりどころがいないと力を発揮できないのがハッキリしたと思う。

 その証拠に、前半はなかなか縦パスが出てこなかったし、出てきてもミスを繰り返してばかりだった。ボリビアの守備が構えている周りでパスを回しているだけで、勝負のパスは精度が低い。それに、サイドから攻めても中央に高い選手がいないからクロスも合わない。
 
 CFで起用された鎌田は本来のポジションじゃないのかもしれないけど、それはアジアカップの北川と一緒だ。チャンスを生かせなかった。その事実は動かないんだ。
 
 このボリビア戦は新戦力をテストするというテーマがあったんだろう。でも、結果的に森保監督は0-0にしびれを切らして、レギュラー陣を投入している。宇佐美、香川、乾を下げて、ピッチに送り出したのが堂安、南野、中島だ。もっと新戦力を使ってもよかったよね。結局、中島が決勝点をあげて勝ったんだから、テストに合格した新戦力はいなかったということだ。

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