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連日40度に迫るミャンマーで東京五輪世代の欧州組は何を感じたか? 森保監督が彼らに送るメッセージ

カテゴリ:日本代表

林 遼平

2019年03月26日

ミャンマーで欧州組はなにを感じ取ったのか

練習場の真後ろを電車が走るなど、過酷な練習環境での経験は今後にとってプラスになるはずだ。写真:佐藤博之

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 環境の変化にいかに対応していくか。それは欧州で戦う彼らに与えられたひとつの課題でもある。

 0度に近いドイツから40度近いミャンマーの地に来た伊藤達哉(ハンブルグ)は、その課題に苦しんでいるひとりだ。東ティモールとの第2戦では自身のプレーに対して「映像を見返した時に、後半は少し集中力が切れている時があった」と冷静に分析した男は、環境への適応に苦労していることを語りつつ前を向いた。

「時差ボケ対策のところでちょっとうまくいかず、こっちに来てから夜2時間くらいしか寝られない時もあった。ただ、僕は当分、海外でやるつもりでいるので、そうなってくると代表に呼んでもらえるなら修正していかないといけないし、慣れていかないといけないことだと思う。こういった反省は次に生かしたい」
 
 また今回初めて欧州から代表に合流した板倉滉(フローニンヘン)も、この経験を次につなげていく必要があると説いている。

「初めてヨーロッパからの代表合流になりましたけど、寒いところから暑いところに来て試合をしないといけないというのは、今のA代表の選手たちはずっとやっていること。こういう中でやっていかないと、というところを求められていると思うし、どんどん慣れていかないといけない。初めてだったけど、こういう経験ができたのは良かったと思っている」
 
 過酷な環境に向き合いつつ、どうやって自分たちの戦いを示していくか。やるべきことをやった上で柔軟に戦うしたたかさも必要になってくるだろう。第3戦のミャンマー戦は、予選突破をかけた決戦となる。難しい状況の中でもしっかり勝ち切る強さを見せて、本大会への切符を掴みたいところである。

取材・文●林 遼平(フリーライター)
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