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【松木安太郎】負けている時の”切り札”がいない。森保ジャパンの課題はアジア杯から棚上げのままだ

カテゴリ:日本代表

松木安太郎

2019年03月23日

攻めのバリエーションや迫力が足りないのは、戦術というより選手の個性の問題

 もちろん、香川個人を批判しているわけではないよ。これはチームとしての問題だ。攻撃をテコ入れしたい時に、そのタスクをこなせる選手がいないんだ。アジアカップでもそうだったよね。2点を先行された決勝のカタール戦を思い出してほしい。あの試合では、誰も攻撃のボリュームを上げられなかった。今回はロシア・ワールドカップ組が復帰したわけだけど、チームの課題はアジアカップの時と変わっていない。厳しい現実を突きつけられたよね。
 
 攻めのバリエーションや迫力が足りないのは、戦術というより選手の個性の問題だろう。他にない個性を持った選手の台頭が待たれるところだけど、そういう選手がいないなら、組み合わせで化学反応を起こすしかないのかもしれない。

 その意味で言えば、森保監督は、誰をどういう形で使うかを模索している節もある。今回は香川を使ってみたけど、そこまで劇的な効果は見えなかった。では、次は誰なのか。森保監督は3月シリーズで全員を使いたいと言っているから、26日のボリビア戦ではスタメンを結構変えるはずだ。連敗は避けたい3月シリーズの第2戦では、後半の勝負所で変化を加えるような選手起用や采配を見せてほしいね。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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