「スペインのメディアは俺を殺したがるけど…」マドリー所属のベルギー代表GKが反論!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月23日

「世界で最高のGKのひとりだと思っている」

「GKにとってはあり得るミスだ」と語ったクルトワだが、痛恨のミスだったのは間違いない。 (C)Getty Images

画像を見る

 現地時間3月21日に行なわれたEURO2020予選のロシア戦で、それは起こった。

 ベルギーが14分にユーリ・ティーレマンスのゴールで先制した、その2分後だった。バックパスを受けたGKのティポー・クルトワが、背後からアルテム・ジューバのプレッシャーを受けて体勢を崩し、あろうことか敵のデニス・チェリシェフにボールを“渡して”しまい、そのままゴールを許すという、ショッキングな失点を喫したのだ。

 試合はその後、エデン・アザールが2ゴールを奪ってベルギーが3-1で勝利し、大事には至らなかったものの、クルトワの痛恨のミスは、多くのフットボール・ファンの嘲笑の的に。欧州各国のメディアも「プロなのか。信じられない」、「一から技術を学ぶべきだ」と辛辣だった。

 そんななか、こうした批判に対して、クルトワ本人が反論をした。スペイン紙『MARCA』が報じている。

「スペインのメディアはよく、俺を“殺そう”とするけど…俺は僕自身のことを世界で最高のゴールキーパーのひとりだと自負している。

 あの場面はチェリシェフに引きずられてしまって、ボールを止めることができなかったのは確かに俺のミスだ。でも、こうしたちょっとしたミスは長いキーパー人生では起こり得ることさ」

 昨夏に移籍したレアル・マドリーで定位置を確保していたクルトワだが、今月11日に復帰したジネディーヌ・ジダン監督の初陣では、まさかのベンチスタートとなり、ケイラー・ナバスに先発の座を譲った。クラブから、「フォームが崩れている」と警告を受けたという報道もあり、一転して厳しい立場に追いやられている。

 それだけに、代表戦で健在ぶりをアピールしたいところだったが、ますます評価を落とす結果となってしまった。24日に行なわれる、EURO予選・第2節のキプロス戦で、汚名返上となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【関連記事】
「またやらかしたのか」 致命的ミスのクルトワに厳しい声…古巣チェルシーからのファンは“感謝”!?
「ボールには触れたんだけど…」マドリーの守護神クルトワがあわや同点弾の“衝撃ヘッド”に言及!
代表復帰のC・ロナウド、前線で奮闘もゴールならず…拙攻ポルトガルはEURO予選初戦で無得点ドロー
メッシ、8か月ぶりの代表復帰も不発…ベネズエラに完敗のアルゼンチンに母国紙は「めちゃくちゃだ」と嘆き
EURO2020予選が開幕! ベルギーは苦労しながらもE・アザールの2ゴールなどでロシアを下し白星発進

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 注目クラブを総力特集
    10月10日発売
    名門復活のとき
    清水エスパルス2024
    悲願のJ1復帰のその先へ
    スペシャル企画で徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 永久保存の一大特集!
    10月17日発売
    創刊30周年
    ワールドサッカー30年史
    時代を彩ったスターに名場面…
    感動、衝撃、熱狂がこの一冊に!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ