ブリーラム・Uが誇る自慢の若手たちも沈黙…
今季リーグ開幕から2試合を消化しているが共に引き分け、公式戦3試合連続で勝ちに見放されているブリーラム・U。自慢の若手たち、MFササラック・ハイプラコーンやFWスパチャイ・ジャイディッドは鳴りを潜め、今季好調を維持しているMFスパチョック・サラチャートでさえも浦和を相手に仕事をさせてもらえなかった。まさに完敗だった。
この試合でもベンチに陣取った剛腕オーナー夫婦、ネーウィンとカルナが“慣れない”敗戦に見せた試合後の厳しい表情が今のチーム事情を物語っていたのかも知れない。
ACL同組には浦和の他に、“Kリーグ覇者”全北現代(韓国)、“中国FAカップ覇者”北京中赫国安(中国)が同居する、いわば“死の組”。グループリーグはあと5試合を残すが、早急に対応策を講じなければACLは愚か、国内リーグでさえも足もとを救われかねない。
魅力ある選手は多い。しかし、まだまだ勝ちにこだわった闘う集団としては成立していない印象を強く受ける。“イサーンの巨人”はこの難局にどう向き合うのだろうか。王者の誇りをアジアの舞台で示して欲しい。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)
この試合でもベンチに陣取った剛腕オーナー夫婦、ネーウィンとカルナが“慣れない”敗戦に見せた試合後の厳しい表情が今のチーム事情を物語っていたのかも知れない。
ACL同組には浦和の他に、“Kリーグ覇者”全北現代(韓国)、“中国FAカップ覇者”北京中赫国安(中国)が同居する、いわば“死の組”。グループリーグはあと5試合を残すが、早急に対応策を講じなければACLは愚か、国内リーグでさえも足もとを救われかねない。
魅力ある選手は多い。しかし、まだまだ勝ちにこだわった闘う集団としては成立していない印象を強く受ける。“イサーンの巨人”はこの難局にどう向き合うのだろうか。王者の誇りをアジアの舞台で示して欲しい。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)