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元日本代表DF、名良橋晃氏がハマったフットサルの魅力 「どえらい衝撃を食らった」と絶賛する高校生チームとは?

カテゴリ:特集

佐々木裕介

2019年03月01日

年末年始の高校選手権で受けた衝撃。フットサルを活かしたサッカーが斬新!

名良橋氏は、フットサルとサッカーは似ているようで「深掘りすると違う」と語る。(C) Getty Images

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――フットサルでのプレーが、サッカーをプレーするうえでも良い影響を及ぼすということですね。
 
「鹿島時代の話で、監督だったトニーニョ・セレーゾは日々の練習でハーフコートでのゲームを重用したのですが、マッチアップする相手をあえて決めて、ずっと1対1の局面を創るんです。基本的にパスはなしで(笑)。でも皆がその1対1の醍醐味を理解しているので、楽しんでやるんですよ。その駆け引きから、攻守両面の面白さや大事さを理解した気がします。制限された場所からの打開する考えを持ち、1対1の局面が多いフットサルを幼少期に楽しむことは、サッカー育成にとっても良い練習環境のひとつになるとは感じています」
 
――日本でもここ数年でフットサルを練習に採り入れるサッカー指導者が少しずつ増えてきているとも聞きます。
 
「年末年始の全国高校サッカー選手権で、新潟県代表として出場した帝京長岡高校の試合を観て衝撃を受けたんです。アタッキングサードでも縦にピシッと球を入れてFWが足の裏で収めての攻撃、芝生の上で魅せるフットサル戦術や技術がふんだんに採り入れられたサッカーが斬新で。雪国で冬は室内練習が多い背景をプラスに転換する発想が素晴らしいなと感じました(※帝京長岡は、昨年の全日本フットサル選手権U-18で優勝を飾った)」
 
――名良橋さんも私もフットサルに魅了されていますが、現状ではマイノリティなのかもしれません。事実、今季Fリーグの平均入場者数は約1,000人。集客に苦戦している現状もあります。

「スタジアムでJリーグ観戦をしたファンが、そのまま隣のアリーナで行なわれるFリーグの試合へ流れるなんて素敵じゃないですか? リーグ同士、同じ街のクラブ同士が競技の垣根を超えた連携をもっと取ることは街の活性化にもつながるだろうし、サッカーやフットサルの発展にもつながる夢のある話だと思うんです。サッカーファンにも是非フットサル会場へも足を運んでほしいなと思います」
 
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