【九州新人大会】注目の逸材から無名の成長株まで、大会ベストイレブンを選出!

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2019年02月20日

大津からは2名を選出。東福岡からはプロ注目の逸材をチョイス!

高質なテクニックで鳴らす荒木。世代別代表でも活躍しており、今季の主役候補のひとりだ。写真:森田将義

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MF
荒木遼太郎(東福岡/2年)

昨年のチームではトップ下、U-17日本代表ではFWを務めており攻撃色の強いアタッカーだが、今大会は中盤の底でプレー。抜群の展開力で攻撃のスイッチを入れるとともに、1次リーグでは2試合連続で直接FKを叩き込むなど、世代別代表経験者として核の違いを見せつけた。
 
佐藤悠平(大津/2年)
インターハイ準優勝を果たした2014年度の大津に憧れ、東京から越境入学してきたテクニシャンだ。本職はボランチながらも、今年に入ってからは怪我人が相次いだ前線の穴埋め役としてトップ下に配置。スペースへの飛び出しから、柔らかいボールタッチと鋭いターンで好機を作った。
 
柴原隆真(鎮西学院/2年)
惜しくもグリープリーグで姿を消したが、センスの高さは今大会屈指。イニエスタに憧れる技巧派はボールの置き場所を理解しており、豊富な選択肢を持ちながら相手と駆け引きできるのが特徴だ。ドリブルと相手の急所を突くパスで会場を沸かせた。
 
菊地孔明(大分/2年)
徹底したポゼッションサッカーを展開する大分において、ひと際目を惹くプレーメーカーだ。昨年度の選手権や県の新人大会では3トップの一角を務めたが、今大会ではインサイドハーフでプレー。緩急をつけた持ち運びとパスで相手を手玉にとり、好機を演出した。

樋口堅大(大津/2年)
J1湘南に加入した福島隼斗を筆頭にタレントが多く揃った昨年のチームで、レギュラー争いに絡んだ実力者。思い切りの良いドリブルが持ち味のサイドアタッカーで、クロスとパスでチャンスを演出し、チームの特徴であるサイドアタックを牽引した。
 
FW
宮城 勝(鹿児島城西/2年)

大会初日は前線でボールが収まらずに苦戦したが、日本代表のFW大迫勇也を育てた小久保悟監督から、競り合う際の駆け引きを学び、大きく成長。決勝トーナメントの3試合では、身体を張ったポストプレーで迫力のある攻撃を引き出し、優勝に大きく貢献した。

取材・文●森田将義(フリーライター)
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