システムは4-2-3-1!優勝した鹿児島城西で名を挙げたのは?
新シーズンの訪れを告げる第40回九州高校(U-17)サッカー大会の決勝戦が19日に行なわれ、鹿児島城西が大津に1-1からのPK戦(5-4)の末に勝利し、8年ぶりに九州王者となった。
九州・沖縄を代表する強豪たちが鎬を削った今大会。様々な選手が個性を発揮し、存在感を示した。そこで今大会で可能性を示した選手たちをベストイレブン形式でピックアップし、一挙に紹介する。
ファイナルに進んだ2チームではFW濃野公人(大津/2年)、GKヒル袈依廉(鹿児島城西/1年)など、飛躍が期待される選手が怪我により大会を欠場。各チーム、必ずしもベストとは言えないメンバー構成を強いられたものの、強豪校を中心にポテンシャルの高さを感じさせるタレントは多かった。
東福岡のMF荒木遼太郎(2年)のように昨年から名門校で主力を務めた選手だけでなく、無名の存在ながらもキラリと輝く才能を見せた者も存在。経歴は多種多様だが、いずれもチェックしておいて損はないプレーヤーばかりだ。
GK
前田 祥(長崎日大/2年)
184センチの長身を活かしたハイボールの処理が得意の守護神。姿勢の良さ、立ち姿、手足の長さなど身体的な特徴も備えており、将来性の高さはピカイチだ。ビルドアップで不安も残すが、亀田陽司監督は「足元を鍛えれば良いキーパーになる」と期待を寄せる。
DF
阿部稜汰(日章学園/2年)
スピードと運動量を活かしたオーバーラップが売りの攻撃的なサイドバック。この右利きのプレーヤーは左サイドを任された昨年からキックの特訓を重ね、左足も遜色なく扱えるのが特徴だ。今年は組織的な崩しをチームで意識しており、ビルドアップでの貢献度も高い。
吉村颯真(筑陽学園/2年)
昨年からレギュラーを掴む九州屈指のCB。元々は空中戦が得意ではなかったが、「空中戦で負けたら3年生に散々言われてきたので、昨年かなり練習してきた」。今では「上では絶対に負けられない」と話すほどの強さを見せており、3位決定戦ではセットプレーから得点もマークした。
田﨑常慈(宮崎日大/2年)
2年連続でベスト4進出の立役者となったCB。身長は171センチと小柄ながらも、的確なカバーリングで決定機を防ぐ。左右両足から繰り出す正確なフィードも魅力のひとつで、南光太監督が「新チームになってすごく成長している」と太鼓判を押す。
飯野修司(鹿児島城西/2年)
昨年まではCBだったが、攻撃的なメンタリティを評価され、左ウイングバックにコンバート。「前への推進力が売り」と胸を張る通り、フィジカルの強さを活かした縦への突破で攻撃を活性化させた。パワフルな左足のキックも武器のひとつで、準決勝の筑陽学園戦では全得点に絡んだ。
九州・沖縄を代表する強豪たちが鎬を削った今大会。様々な選手が個性を発揮し、存在感を示した。そこで今大会で可能性を示した選手たちをベストイレブン形式でピックアップし、一挙に紹介する。
ファイナルに進んだ2チームではFW濃野公人(大津/2年)、GKヒル袈依廉(鹿児島城西/1年)など、飛躍が期待される選手が怪我により大会を欠場。各チーム、必ずしもベストとは言えないメンバー構成を強いられたものの、強豪校を中心にポテンシャルの高さを感じさせるタレントは多かった。
東福岡のMF荒木遼太郎(2年)のように昨年から名門校で主力を務めた選手だけでなく、無名の存在ながらもキラリと輝く才能を見せた者も存在。経歴は多種多様だが、いずれもチェックしておいて損はないプレーヤーばかりだ。
GK
前田 祥(長崎日大/2年)
184センチの長身を活かしたハイボールの処理が得意の守護神。姿勢の良さ、立ち姿、手足の長さなど身体的な特徴も備えており、将来性の高さはピカイチだ。ビルドアップで不安も残すが、亀田陽司監督は「足元を鍛えれば良いキーパーになる」と期待を寄せる。
DF
阿部稜汰(日章学園/2年)
スピードと運動量を活かしたオーバーラップが売りの攻撃的なサイドバック。この右利きのプレーヤーは左サイドを任された昨年からキックの特訓を重ね、左足も遜色なく扱えるのが特徴だ。今年は組織的な崩しをチームで意識しており、ビルドアップでの貢献度も高い。
吉村颯真(筑陽学園/2年)
昨年からレギュラーを掴む九州屈指のCB。元々は空中戦が得意ではなかったが、「空中戦で負けたら3年生に散々言われてきたので、昨年かなり練習してきた」。今では「上では絶対に負けられない」と話すほどの強さを見せており、3位決定戦ではセットプレーから得点もマークした。
田﨑常慈(宮崎日大/2年)
2年連続でベスト4進出の立役者となったCB。身長は171センチと小柄ながらも、的確なカバーリングで決定機を防ぐ。左右両足から繰り出す正確なフィードも魅力のひとつで、南光太監督が「新チームになってすごく成長している」と太鼓判を押す。
飯野修司(鹿児島城西/2年)
昨年まではCBだったが、攻撃的なメンタリティを評価され、左ウイングバックにコンバート。「前への推進力が売り」と胸を張る通り、フィジカルの強さを活かした縦への突破で攻撃を活性化させた。パワフルな左足のキックも武器のひとつで、準決勝の筑陽学園戦では全得点に絡んだ。