右SBマギーニョは、推進力はあったけど…
フロンターレに関しては、エウシーニョが抜けた右SBがどう機能しているかに注目した。個人的には、このポジションがフロンターレのサッカーのひとつの”肝”だとも思っている。あの洗練されたパスサッカーの中で、エウシーニョは高い位置を取って攻撃にアクセントを加えるし、中に入ってゲームメイクもこなす。キープ力もあるから、そこで時間を作って、憲剛や大島、家長を良い状態にさせて、ポゼッションを高められる存在でもある。
そんなエウシーニョの後釜候補として、マギーニョというブラジル人が加入したけど、前任者の穴を完璧にはまだ埋め切れていない。前への推進力あるプレーはわりと良かった。問題はそれ以外のプラスアルファの部分でどれだけアピールできるか。このポジションがハマってくれば、3連覇の可能性はグッと高まるはずだ。
最後に、ヴェルディについてだけど……フロンターレ戦は0-5と大敗したように、現時点で判断するなら、今季はかなり苦戦を強いられそうだ。
ロティーナが退団して、ホワイト新監督の下、どんなチームに生まれ変わるのか。そこはすごく楽しみにしていたんだけど、厳しい言い方をすれば、”何も見えてこなかった”。
前政権では緻密な守備戦術がひとつの特長だったけど、その蓄積はほとんど感じられず、攻撃の形もアバウト。新体制でのスタートだけに、試行錯誤はあるとは思う。それでも、チーム作りは思うように進んでいないのではないか。若くて将来有望な選手が多いだけに、個人的には注目しているし、期待しているんだけど……。
最後に、今回の沖縄取材で一番の収穫について触れたい。それは、元バルサのデコに会えたこと! 彼は今、代理人をやっていて、ちょうど沖縄に来ていて、知人を通じて紹介してもらったんだ。
バルサファンの僕としては、感動したね。自慢のスペイン語を駆使していろいろと話ができたうえに、「ポルトガルに来た時は、ぜひ連絡をしてくれ」とまで言ってくれた。
『フットボールトラベラー』を肩書とする僕としては、またさらに世界が広がるチャンスを得たわけで、今年もまた、時間を見つけてはヨーロッパに足を運び、最先端のトレンドを学んで、日本のサッカーを盛り上げることに少しでも貢献できればいいなと思っている。
そんなエウシーニョの後釜候補として、マギーニョというブラジル人が加入したけど、前任者の穴を完璧にはまだ埋め切れていない。前への推進力あるプレーはわりと良かった。問題はそれ以外のプラスアルファの部分でどれだけアピールできるか。このポジションがハマってくれば、3連覇の可能性はグッと高まるはずだ。
最後に、ヴェルディについてだけど……フロンターレ戦は0-5と大敗したように、現時点で判断するなら、今季はかなり苦戦を強いられそうだ。
ロティーナが退団して、ホワイト新監督の下、どんなチームに生まれ変わるのか。そこはすごく楽しみにしていたんだけど、厳しい言い方をすれば、”何も見えてこなかった”。
前政権では緻密な守備戦術がひとつの特長だったけど、その蓄積はほとんど感じられず、攻撃の形もアバウト。新体制でのスタートだけに、試行錯誤はあるとは思う。それでも、チーム作りは思うように進んでいないのではないか。若くて将来有望な選手が多いだけに、個人的には注目しているし、期待しているんだけど……。
最後に、今回の沖縄取材で一番の収穫について触れたい。それは、元バルサのデコに会えたこと! 彼は今、代理人をやっていて、ちょうど沖縄に来ていて、知人を通じて紹介してもらったんだ。
バルサファンの僕としては、感動したね。自慢のスペイン語を駆使していろいろと話ができたうえに、「ポルトガルに来た時は、ぜひ連絡をしてくれ」とまで言ってくれた。
『フットボールトラベラー』を肩書とする僕としては、またさらに世界が広がるチャンスを得たわけで、今年もまた、時間を見つけてはヨーロッパに足を運び、最先端のトレンドを学んで、日本のサッカーを盛り上げることに少しでも貢献できればいいなと思っている。