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決勝の完敗で評価が一転…韓国メディアは「限界があらわになった」と森保監督の手腕を疑問視

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2019年02月04日

決勝を受けて「日本が沈没した…森保の実利サッカーの凄惨な結果」

 その戦術も詳しく紹介されていた。例えば『スポーツ東亜』は、「森保監督が追及するサッカーは、典型的な日本サッカーと異なる」と報道。「これまで日本は短いパスをつないで攻撃を展開するサッカーを駆使してきた。しかし、森保監督は守備を固めることを重視する。守備を安定させて勝利を手にするサッカーだ」と分析していた。
 
 そのスタイルを「森保監督の負けないサッカー」(『アジアトゥデイ』)と表現するメディアもあったが、何より目立っていたのは、ベスト8敗退を喫した韓国代表のパウロ・ベント監督と比較する報道だろう。
 
『中央日報』は、「“無色無臭”ベント監督が教科書にしなければならないイラン対日本戦」と題し、森保監督の戦術を「持ちこたえる実利サッカー」と紹介。若手を積極的に起用し世代交代を行なったことにも触れ、「ベント・コリアは世代交代と実利サッカーの面で劣っていると評価を受けている」と報じていた。
 

 そのほかにも、「韓国と日本の明確な差は指揮官にあった。ベント監督は意地を張り、森保監督は臨機応変な対応で危機を乗り越えた」とした『亜州経済』など、ベント監督と比較しながら森保監督を評価するメディアは多かった。
 
 それだけにカタールとの決勝前も森保采配に注目が集まっていたわけだか、まさかの結果を受けて、『マイデイリー』も「日本が沈没した…森保の実利サッカーの凄惨な結果」と題した記事の最後をこう締めくくっている。
 
「森保監督は過去の日本とは違って、ボール占有を放棄した実利サッカーで決勝まで勝ち上がった。一角では日本サッカーを退歩させたとされるが、イランを下して再評価された。だが、カタールとの決勝で森保ジャパンの限界があらわになった」
 
 果たして韓国メディアが言う“森保ジャパン”の限界とは何なのか。韓国メディアによる森保ジャパン評にはこれからも注視していく必要がありそうだ。
 
文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
 
参照元:『スポーツソウル日本版』
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