カウンターのケアも重要に
守備陣も最終ラインは酒井に加え、CBの冨安健洋と吉田、左SBの長友、GKの権田修一と、顔ぶれは変わらないはずだ。
もっともカタールは6試合で無失点と堅守を誇るとともに、16ゴールと高い攻撃力が武器で、ディフェンス陣の働きは重要になる。なかでも注意しなくてはいけないのは、チームの半数となる8ゴールを奪っているエースのアルモエズ・アリだ。長友が「彼は速くてチーターみたい。しなやかで、しなりながら走れる。そしてシュートも上手い」と警戒したように、抜群のスピードを誇るこのFWの動きを制限したい。
もっともカタールは6試合で無失点と堅守を誇るとともに、16ゴールと高い攻撃力が武器で、ディフェンス陣の働きは重要になる。なかでも注意しなくてはいけないのは、チームの半数となる8ゴールを奪っているエースのアルモエズ・アリだ。長友が「彼は速くてチーターみたい。しなやかで、しなりながら走れる。そしてシュートも上手い」と警戒したように、抜群のスピードを誇るこのFWの動きを制限したい。
またカタールのカウンターのケアもポイントになる。カタールはスペイン人のフェリックス・サンチェス監督の下、パスワークを主体にしたスタイルを構築しているが、準決勝のUAE戦でもカウンターから先制ゴールを奪うなど、縦に速い攻撃も得意としている。日本は中盤での安易なボールロストを減らし、シンプルな攻撃を仕掛けたい。
森保一監督は前日会見で「どういう流れになっても対応力、修正力を持って、集中を切らさずに継続力を持ってやってくれると思います」と自信を覗かせた。チームの真骨頂と言える柔軟な戦い方で栄冠を掴み取ってもらいたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
森保一監督は前日会見で「どういう流れになっても対応力、修正力を持って、集中を切らさずに継続力を持ってやってくれると思います」と自信を覗かせた。チームの真骨頂と言える柔軟な戦い方で栄冠を掴み取ってもらいたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)