青森山田で培った素早い攻守の切り替えはいわきFCで生かせるのか?
現在のクラブの母体である株式会社いわきスポーツクラブを設立した段階で福島県3部リーグに所属していたため、チームはまだ地域リーグの所属。だが、15年以降は所属カテゴリーで圧倒的な成績を残して1年ごとに昇格してきた。
昨季は東北社会人リーグ2部南で全勝優勝を果たし、1部昇格を決めるなど飛ぶ鳥を落とす勢いでJリーグ参入を目指している。今季の目標は東北社会人リーグ1部を優勝し、地域チャンピオンズリーグを勝ち抜いてアマチュアリーグの最高峰であるJFLへの昇格を決めることだ。
クラブは、すでにプロ顔負けの施設を所有。新体制発表会の舞台となった、いわきFCパークは、人工芝グラウンド一面にトレーニングジム、医療施設、商業施設などを併設している拠点だ。
抜群の環境で身体を鍛え、技術を磨き、いわきからJリーグあるいは海外、そしてチリ代表へと羽ばたくことが、バスケスにとって今後の目標となる。トップチームは「5秒で奪い、8秒で攻める」という攻守の切り替えの早さをコンセプトに打ち出しており、バスケスは「攻守の切り替えは、青森山田で培ってきたこと。いわきで生かしたい」と前向きに取り組む姿勢を示した。
新加入選手が多く、若いチームでレギュラー争いを勝ち抜くのは容易くない。だが、バスケスは高校サッカー界でどよめきを生んだキレ味のあるドリブルで、新たな世界でもチャンスを切り拓いていく。
取材・文●平野貴也(フリーライター)
昨季は東北社会人リーグ2部南で全勝優勝を果たし、1部昇格を決めるなど飛ぶ鳥を落とす勢いでJリーグ参入を目指している。今季の目標は東北社会人リーグ1部を優勝し、地域チャンピオンズリーグを勝ち抜いてアマチュアリーグの最高峰であるJFLへの昇格を決めることだ。
クラブは、すでにプロ顔負けの施設を所有。新体制発表会の舞台となった、いわきFCパークは、人工芝グラウンド一面にトレーニングジム、医療施設、商業施設などを併設している拠点だ。
抜群の環境で身体を鍛え、技術を磨き、いわきからJリーグあるいは海外、そしてチリ代表へと羽ばたくことが、バスケスにとって今後の目標となる。トップチームは「5秒で奪い、8秒で攻める」という攻守の切り替えの早さをコンセプトに打ち出しており、バスケスは「攻守の切り替えは、青森山田で培ってきたこと。いわきで生かしたい」と前向きに取り組む姿勢を示した。
新加入選手が多く、若いチームでレギュラー争いを勝ち抜くのは容易くない。だが、バスケスは高校サッカー界でどよめきを生んだキレ味のあるドリブルで、新たな世界でもチャンスを切り拓いていく。
取材・文●平野貴也(フリーライター)