準々決勝で対戦するベトナム代表を指揮を執るのは、韓国人監督のパク・ハンソだ
「日本は老練で組織的な守備の力で勝利した。その中心に吉田の存在があったと言っても過言ではない。キャプテンマークをつけた彼は“ヘディング・マシーン”という言葉が似合うほど、相手のクロスを次々と遮断し、壁となってパスを撥ね返した。プレミアリーグ7年目を迎えた吉田の貫禄が、日本サッカーの中心軸として機能しているのだ」
そんな森保ジャパンが24日に行なわれる準々決勝で対戦するのはベトナムだ。FIFAランキングでは100位と日本(50位)を下回り、アジアカップもD組3位(1勝2敗)でグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦もPK戦の末にヨルダンに勝利した。
そんな森保ジャパンが24日に行なわれる準々決勝で対戦するのはベトナムだ。FIFAランキングでは100位と日本(50位)を下回り、アジアカップもD組3位(1勝2敗)でグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦もPK戦の末にヨルダンに勝利した。
グループリーグから全勝で準々決勝へ駒を進めた日本とは対照的でもあるが、ベトナム代表の指揮を執るのは、韓国代表コーチやKリーグクラブの監督を歴任してきたパク・ハンソである。それだけに韓国メディアも関心を寄せており、「パク・ハンソ監督がベトナムを率いて“代理の韓日戦”…日本も超緊張」(『金剛日報』)、「ベトナムの恐ろしい反乱、日本さえも沈没させるか」(『ヘラルド経済』)といった見出しが並んでいる。サウジアラビア戦では日本の試合運びが関心を集めたが、ベトナム戦の注目度はその比ではないかもしれない。
文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
参照元:『スポーツソウル日本版』
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