Jヴィレッジで行なわれた国際大会に参加。U-17日本代表との試合で甘さを思い知らされる
Jヴィレッジは、多くのグラウンドを有する国内初のナショナルトレーニングセンターだ。代表合宿や各種大会の開催地として使用されていたが、2011年の東日本大震災の影響で原発事故対策の拠点となった。長らく使用できなかったが、今夏に再びサッカー施設として再開。10月初旬、尚志は、Jヴィレッジで開催されたJENESYS2018日メコンU-17サッカー交流会という国際大会に開催地のチームとして参加。決勝戦でU-17日本代表と対戦して1-2で敗れた。
仲村監督は「日本代表を破って番狂わせを起こそうとか言っていたら、負けちゃって、周りの予想通りじゃないかという試合。でも、あそこで代表に揉まれて、まだ甘いと思い知らされたのが良かった。あれがなかったら、プレミア参入戦も勝っていないと思う」と話した。
高速アタックでカウンターの起点となるMF加瀬直輝(3年)は「代表や大学との試合では、最後に身体を投げ出す、高い位置でスライディングを使うという守備をやってきたので、それが失点ゼロでの勝利につながったと思う。攻撃では、相手を抜き切ってのクロスだと厳しくなるので、抜き切らずに(パスコースだけを作って)上げることもやってきた」と細部の改善を意識してきたことを明かした。東北では、そこまでこだわらなくても勝ってしまう能力があり、なかなか気付けない部分だ。
国際大会を機に力を磨き直し、プレミア参入戦と激戦区での4試合を経て、「強い」ことは証明できた。ここから先は「日本一」であることを証明するための戦いだ。次戦は、1週間後の12日に埼玉スタジアム2002で行なわれる準決勝。2年ぶりの日本一を狙う青森山田と対戦する。
取材・文●平野貴也(フリーライター)
【選手権PHOTO】尚志1-0帝京長岡|後半に帝京長岡の猛攻に遭うも、前半の得点を死守した尚志が準決勝へ!
仲村監督は「日本代表を破って番狂わせを起こそうとか言っていたら、負けちゃって、周りの予想通りじゃないかという試合。でも、あそこで代表に揉まれて、まだ甘いと思い知らされたのが良かった。あれがなかったら、プレミア参入戦も勝っていないと思う」と話した。
高速アタックでカウンターの起点となるMF加瀬直輝(3年)は「代表や大学との試合では、最後に身体を投げ出す、高い位置でスライディングを使うという守備をやってきたので、それが失点ゼロでの勝利につながったと思う。攻撃では、相手を抜き切ってのクロスだと厳しくなるので、抜き切らずに(パスコースだけを作って)上げることもやってきた」と細部の改善を意識してきたことを明かした。東北では、そこまでこだわらなくても勝ってしまう能力があり、なかなか気付けない部分だ。
国際大会を機に力を磨き直し、プレミア参入戦と激戦区での4試合を経て、「強い」ことは証明できた。ここから先は「日本一」であることを証明するための戦いだ。次戦は、1週間後の12日に埼玉スタジアム2002で行なわれる準決勝。2年ぶりの日本一を狙う青森山田と対戦する。
取材・文●平野貴也(フリーライター)
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