4強を懸けた秋田商戦で虎の子の1点をゲット!
本田監督は八木の復調にチームの命運を懸けた。そして今大会、冒頭でも触れたように、八木は指揮官の絶大な信頼に対し、見事にプレーで応えている。初戦の徳島市立戦から八木は藤井とともに不動のボランチコンビを組み、チームの攻守を支えると、準々決勝の秋田商戦では6分に先制弾をマーク。その後は秋田商のFW長谷川悠とMF鈴木宝を軸としたカウンターにもきちんと対応し、完封勝利に貢献した。
「監督からは常に『1−0で勝つのが良い』と言われていたので、まずは失点をしないことを考えました。ゴールは結果的に自分の前にボールがこぼれて来て、ボールをしっかり見て、GKの位置も確認して逆を突くことができました。今回はたまたま点を獲れたけど、それに浮かれてしまったら、守備が疎かになる。チームの一番の目標は無失点なので、失点しないことを常に考える。0−0だったら負けることはないので、そこはしっかりと守備意識を持ちたい」
表情には自信が漲っていた。
「八木はかっこいい選手ではないけど、結果を残せる、堅実性がある選手だね」と本田監督が目を細めるほど、逞しく成長している2年生ボランチは、2年連続のファイナリスト、そして昨年達成できなかった全国制覇に向けて、埼玉スタジアムのピッチに凛と立つ――。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【選手権PHOTO】秋田商0-1流経大柏|先制した流経大柏が秋田商の猛攻に耐えベスト8進出!
「監督からは常に『1−0で勝つのが良い』と言われていたので、まずは失点をしないことを考えました。ゴールは結果的に自分の前にボールがこぼれて来て、ボールをしっかり見て、GKの位置も確認して逆を突くことができました。今回はたまたま点を獲れたけど、それに浮かれてしまったら、守備が疎かになる。チームの一番の目標は無失点なので、失点しないことを常に考える。0−0だったら負けることはないので、そこはしっかりと守備意識を持ちたい」
表情には自信が漲っていた。
「八木はかっこいい選手ではないけど、結果を残せる、堅実性がある選手だね」と本田監督が目を細めるほど、逞しく成長している2年生ボランチは、2年連続のファイナリスト、そして昨年達成できなかった全国制覇に向けて、埼玉スタジアムのピッチに凛と立つ――。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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