背番号17は──“お前がどうにかしろ”“この試合をどうにかしろ”
淞南のエースナンバーは17番だ。南監督は「攻撃の選手が付けるわけではないし、ボランチやセンターバックの選手も付けてきた番号です。要は“お前がどうにかしろ”“この試合をどうにかしろ”という選手の番号です」と話す。藤井は「最初はプレッシャーを感じましたけど、それに見合った活躍をしようとだけ考えて頑張ってきた。2試合で5点を取れてるので、少しは責任を果たせているかなと思います」と語ってくれた。
一度は追いつかれる苦しい展開で底力を発揮した立正大淞南。南監督はチーム力の充実ぶりに手応えを感じている。
「ゴールがたくさん入ると攻撃に目が移りがちですが、藤井と鶴野が活躍できているのは、(トップ下の)山田(真夏斗)がいいパスを供給しているからで、それを実現させているのは(ボランチの)上田(隼也)の守備。さらに後ろには(CBの)山田(祐樹)がいて、(同じくCBの)谷口(歩夢)はまだ公式戦3試合目ですからね。チームとして全体がうまく機能していると思います」
小学校5年生だった藤井は、2011年度の選手権で国立に辿り着いた立正大淞南の快進撃を見て、「いつかは俺も!」と憧れを抱いた。あれから7年、正真正銘のエースに成長した藤井を旗頭に、“淞南の風”がふたたび選手権を席巻する。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
一度は追いつかれる苦しい展開で底力を発揮した立正大淞南。南監督はチーム力の充実ぶりに手応えを感じている。
「ゴールがたくさん入ると攻撃に目が移りがちですが、藤井と鶴野が活躍できているのは、(トップ下の)山田(真夏斗)がいいパスを供給しているからで、それを実現させているのは(ボランチの)上田(隼也)の守備。さらに後ろには(CBの)山田(祐樹)がいて、(同じくCBの)谷口(歩夢)はまだ公式戦3試合目ですからね。チームとして全体がうまく機能していると思います」
小学校5年生だった藤井は、2011年度の選手権で国立に辿り着いた立正大淞南の快進撃を見て、「いつかは俺も!」と憧れを抱いた。あれから7年、正真正銘のエースに成長した藤井を旗頭に、“淞南の風”がふたたび選手権を席巻する。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)