「チュスティッチと神が天から届く僕の最大の力」
続く準々決勝のロシア戦では右太腿の怪我に堪えながらピッチに立ち続け、またもやPK戦を制してヒーローになる。デンマーク戦後にFIFAから「個人的なメッセージに当たる」と警告を受けたためアンダーシャツ姿は自粛したが、「いつもブラザーはそばにいる」とインスタグラムにメッセージを書き込んだ。
「チュスティッチと神こそが、天から届く僕の最大の力なんだ。僕の心から彼が消え去ることは決してない」
2-4で敗れたフランスとの決勝戦から3日後、スバシッチは同郷のルカ・モドリッチらとともに事故現場となったスタジアムへ献花に訪れた。大舞台で幾度となく力を貸してくれた親友への感謝を胸に抱きながら。
そして、ロシアW杯を最後に代表キャリアに終止符を打ったが、「この世から彼を忘れさせてはならない」との使命を背負い、今日もアンダーシャツにその思いを託し続けている。
文:長束恭行
※『ワールドサッカーダイジェスト』12月6日号の連載「クロアチアW杯優勝メンバーの分岐点」より加筆・転載。同12月20日発売号では、ドマゴイ・ヴィーダとシメ・ヴルサリコのストーリーを掲載中。
「チュスティッチと神こそが、天から届く僕の最大の力なんだ。僕の心から彼が消え去ることは決してない」
2-4で敗れたフランスとの決勝戦から3日後、スバシッチは同郷のルカ・モドリッチらとともに事故現場となったスタジアムへ献花に訪れた。大舞台で幾度となく力を貸してくれた親友への感謝を胸に抱きながら。
そして、ロシアW杯を最後に代表キャリアに終止符を打ったが、「この世から彼を忘れさせてはならない」との使命を背負い、今日もアンダーシャツにその思いを託し続けている。
文:長束恭行
※『ワールドサッカーダイジェスト』12月6日号の連載「クロアチアW杯優勝メンバーの分岐点」より加筆・転載。同12月20日発売号では、ドマゴイ・ヴィーダとシメ・ヴルサリコのストーリーを掲載中。