【天皇杯 決勝展望】浦和×仙台|12年ぶりか初優勝か⁉ACL出場権を懸けた頂上決戦の鍵は?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月09日

仙台――前々日、前日の練習は非公開

故障者/浦和=菊池、ファブリシオ、山田 仙台=蜂須賀
出場停止/なし

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天皇杯 決勝
浦和レッズ-ベガルタ仙台
12月9日(日)/18:00/埼玉スタジアム
 
ベガルタ仙台
今季J1成績(全日程終了):11位 勝点45 13勝6分15敗 44得点・54失点

【最新チーム事情】
出場停止が明けた奥埜の先発起用が有力だが、好調の矢島を起用する可能性も。
●天皇杯3戦連発と絶好調のジャーメインは決勝も先発の見込み。
●前々日、前日は非公開練習。布陣は3-4-3、3-5-2どちらの可能性もある。
●9月に加入のR・ロペスは今大会出場することができない。
 
【担当記者の視点】
 ついに仙台は初の天皇杯決勝の舞台まで上りつめた。3回戦の大宮戦以降はいずれも接戦を制した。準々決勝の磐田戦はPK戦までもつれたが、代表GKシュミットの好守もあってPK戦の末に勝利。5日の準決勝・山形とのみちのくダービーはジャーメインの3戦連発ゴールで先制し、矢島の移籍後公式戦初ゴールで突き放す。その後、失点するもセットプレーから平岡がゴール。前半終了間際にミスから失点したが、後半は関口、富田ら途中出場のベテラン選手が試合を落ち着かせて3-2で勝利した。
 
 決勝に向けては前々日、前日練習を非公開としたため、布陣は予想の範疇を出ない。リーグ戦終盤は3-5-2だったが、準決勝は「3-5-2で来るだろうという山形さんの狙いを外したい」という渡邉監督の3-4-3への布陣変更が功を奏した。決勝でも3-4-3と見せかけて、3-5-2に戻す可能性も否定できない。
 
 もうひとつのポイントは準決勝で出場停止だった奥埜の起用法だ。他の選手の中3日の疲労を考えればぜひ起用したいが、準決勝で矢島が好調だったことを考えると、渡邉監督も直前まで誰を起用するか頭を悩ませることだろう。

 良いポジションニングを取り続ける仙台らしいサッカーの集大成を見せ、初のタイトル獲得を目指す。
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