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マラドーナ、スナイデル、ポドルスキ…英メディアがレジェンドたちの“引退”を特集! 「大観衆が涙した」のは?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月17日

「忘れ去られた人」となったアンリ、そしてマラドーナは…。

ジダンら盟友たちが駆け付けたアンリの引退セレモニー。しかし、その規模は実にささやかなものだった。 (C) Getty Images

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 華々しくキャリアの最後を締めくくる者がいれば、その経歴に見合うような形でキャリアを終えられなかった者もいる。フランス代表で世界制覇も経験したティエリー・アンリも、その一人だ。

 押しも、押されもせぬフランス代表のレジェンド・ストライカーは、2010年に代表を、2015年に現役を引退したのだが、その最後は決して華やかなものではなかった。

 当初、フランスの全国紙『レキップ』が中心となって2015年3月のブラジルとの試合でセレモニーの開催が計画されたが、元フランス代表監督のレイモン・ドメネクが「代表でのプレーがプレゼントであってはいけない」と言ったような異議を唱える声は少なくなかった。これによって、セレモニーの規模は実にささやかなものとなった。

 それでも、1998年フランスW杯の優勝メンバーであるジネディーヌ・ジダン、パトリック・ヴィエラ、マルセル・デザイーが登場して話題となったが、「BBC」は「忘れ去られた人となった」と、アンリの最後をまとめている。

 そして、この特集の中で「BBC」が「史上最も偉大な引退にして、全ての時代で一番の別れ」と絶賛したのが、元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナの引退だ。

 1997年に現役引退を宣言した“サッカーの神”は、4年後の2001年10月30日、41歳となった誕生日にラストマッチを敢行した。

 現役最後のクラブとなったボカ・ジュニオルスの本拠地ボンボネーラで行なわれた世界選抜との一戦には、そのキャパシティーである5万5000人を超える8万人以上のファンがつめかけたといわれており、誰もがマラドーナの最後の勇姿をその目に焼き付けた。

 そのラストマッチへの評価をより高めているのは、マラドーナが涙ながらに訴えた次の名言だ。

「俺は今まで、色々な間違いを犯した。だが、サッカーを愛するすべての人々よ、これだけは分かって欲しい……。フットボールを汚したことなんて、一度たりともない」

 これに対して、「史上最高の幕引きだった」と記した同メディアは、「その存在感とエモーショナルなスピーチに、大観衆が涙を流した」と評している。
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