2021年まで契約している堂安の”違約金”は不明
「能力は申し分ない。だが、オランダのトップ3に彼を“買う余裕”があるかどうかは非常に疑問だ。
かつて、フェイエノールトに小野伸二が所属した際、彼が数百万ユーロを運びこんできたのを、我々は目撃した。堂安もすでに日本で非常に人気が高く、フローニンヘンは彼に関しては、多くのことを要求できる立場にある。“宝石”が家の中にあるようなものだ。
オランダのクラブが彼を獲得したいと考えているのであれば、待つことも選択肢のうちなのではないか。彼は2021年までフローニンヘンと契約を結んでおり、幾多もの利益を生み出すであろう青年の存在は、海外にも知られているのだから」
ドイツの移籍専門サッカーサイト『transfermarkt』が全世界のプロフットボーラーを対象に、独自の算定方法によって随時更新している推定市場価格では、堂安の11月14日時点での最新値は250万ユーロ(約3億2500万円)。現時点でフローニンヘンは、違約金などは明らかにしていないが、堂安の移籍問題については今後も国内外で注目されそうだ。