ホーム初勝利にスーパーゴールで貢献!
「オランダ北部ダービー」、そして「日本人レフティー対決」。エールディビジ12節のフローニンヘン対ヘーレンフェーン戦、堂安は4-4-2の右サイドハーフ、小林は4-2-3-1の3枚並ぶ中盤の右サイドに陣取り、ともに先発で試合を迎えた。
27分、待望の先制点を挙げたのは、ホームのフローニンヘン。4発大勝を飾った前節エクセルシオール戦同様、2トップの一角に起用されたミムン・マヒが右サイドから上げたクロスを、中央のジャンゴ・ヴァルメルダムがジャンプしながら頭で合わせて、ゴールを決める。
27分、待望の先制点を挙げたのは、ホームのフローニンヘン。4発大勝を飾った前節エクセルシオール戦同様、2トップの一角に起用されたミムン・マヒが右サイドから上げたクロスを、中央のジャンゴ・ヴァルメルダムがジャンプしながら頭で合わせて、ゴールを決める。
リードを許したヘーレンフェーンは35分、小林祐希が右サイドでフリーとなった瞬間を逃さず、左足を振り抜いてミドルシュートを放つが、これはGKのセルジオ・パットにキャッチされた。
勢いに乗るフローニンヘンの追加点は38分に訪れた。マテオ・カッシエラから中央のマヒにボールがわたり、左サイドに抜け出した堂安にパスが渡る。ここで堂安は冷静にDFをかわし、コンパクトに左足を振り抜くシュート。ペナルティーエリア外からのロングシュートは弧を描いてゴール左上に決まり、ホームでの初勝利を引き寄せる2点目となった。
堂安は45分にも、左サイドからのクロスに身体ごと押し込もうとゴール前に滑り込んだが、これはGKに阻まれた。
後半、ヘーレンフェーンは56分に小林祐希を下げ、その後も2枚の交代カードを切るが、ポゼッションで上回りながらも試合の流れを変えることはできない。
一方、堂安は後半アディショナルタイムにピッチを退いたが、去り際には詰めかけたサポーターから盛大な拍手が送られた。
試合はスコアが変わらないまま終了。フローニンヘンの2連勝、そして今シーズン初のホームでの勝利に、詰めかけたサポーターは歓喜に沸いた。
堂安は2試合連続ゴールで勝利に大貢献。この勢いを持って、今週末からの日本代表戦でも素晴らしいプレーを見せてくれそうだ。