チームの勝利を引き寄せるゴールは「練習どおり」
11月11日(現地時間)に開催されたエールディビジ12節のフローニンヘン対ヘーレンフェーン戦、堂安律は4-4-2の右サイドハーフ、小林祐希は4-2-3-1の2列目の右サイドに陣取り、ともにスタメンに名を連ねた。試合は堂安のゴールなど2点を奪ったフローニンヘンが勝利した。
フローニンヘンにとっては今季のホーム初勝利。MOMには堂安が選出された。オランダ・メディア『NOS』は、試合後にインタビュー取材を敢行。その中で堂安は、ゴールやチームの状態、そして自身の将来について語っている。
フローニンヘンにとっては今季のホーム初勝利。MOMには堂安が選出された。オランダ・メディア『NOS』は、試合後にインタビュー取材を敢行。その中で堂安は、ゴールやチームの状態、そして自身の将来について語っている。
「ホームゲームに勝ちたかったですし、ダービーで勝てたっていうのがすごく良かったです。
PSV戦(1-2で敗北)からチームが良くなっているのを個人的に感じてますし、残念ながら結果としてはあまり良くなかったですけど、エクセルシオール戦に勝って、今日の試合にも勝つことができたので、あの試合(PSV戦)はいい意味があったんだと思います。
あのコースへのシュートはいつも全体練習後にトレーニングをしているので、自信をもって打てました。
(今日はスタンドに日本人サポーターの姿を多く見かけたが)やっぱりわざわざ外国でプレーしているところへ足を運んでもらって観に来てもらっている以上、恥ずかしいプレーはできないですし。そんななかで素晴らしいゴールを見せることができて、(小林)祐希くんとの対戦もあり、勝つことができてよかったです」
ボックス外からDFをかわして叩き込んだミドルシュートはまさにゴラッソ。同メディアも「“日本の真珠”堂安律はフローニンヘンには余りある存在」と讃えている。
数々の有名クラブが獲得に名乗りを挙げているとの噂が尽きない堂安。自身の去就問題も含め、将来については次のように答えていた。
「誰も未来のことなんてわからないですし、その時になって考えたいです。今はチームのためにプレーしたいと思ってます」
ようやく最下位を脱出し、16位に浮上したフローニンヘン。堂安も日本代表に合流する代表ウィーク明けの11月25日(現地時間)には、強豪フェイエノールトとの対戦が控えている。