「あと2勝すれば昇格するけど、何が起こるかわからないのがサッカー」
高崎寛之は取材に対し、「1試合で3位まで転落してしまう状況だし、自分たちは常に挑戦者として勝点3を取れるように全力でやっていきたい」と普段通りの口ぶりで受け答え。村山智彦は1年ぶりの実戦復帰を喜びつつも「あと2勝すれば昇格するけど、何が起こるかわからないのがサッカー。松本山雅は常にチャレンジャーなので、優勝に向かってチャレンジするという思いで、走って泥くさく戦ってひたむきにサッカーと向き合っていけたらと思う」と話した。
チームで唯一全試合にフル出場していたGK守田達弥を筆頭に、試合中の負傷などで離脱者が立て続いているのは事実。ただ、それも含めて総合力だ。「僕から言わせれば怪我人が出るのはどこのチームも一緒。今いる選手をリスペクトしてほしい。(0-1で敗れた39節)大分戦もそうだし、次のピッチに立つのがその時の松本山雅のベストメンバー」と田中隼磨。思えば、前田大然がU-21日本代表のアジア大会で不在の時期にも同じ主旨のコメントをしていた。
チームで唯一全試合にフル出場していたGK守田達弥を筆頭に、試合中の負傷などで離脱者が立て続いているのは事実。ただ、それも含めて総合力だ。「僕から言わせれば怪我人が出るのはどこのチームも一緒。今いる選手をリスペクトしてほしい。(0-1で敗れた39節)大分戦もそうだし、次のピッチに立つのがその時の松本山雅のベストメンバー」と田中隼磨。思えば、前田大然がU-21日本代表のアジア大会で不在の時期にも同じ主旨のコメントをしていた。
松本は次節、アウェーで栃木SCと対戦する。2位・大分トリニータと4位・横浜FCは前日に試合があるため、結果がどうあれ何らかの重圧がプラスアルファとしてのしかかるのは避けられない。ただでさえ緊迫した局面なのに加えてこうした要素も重なる中、チャレンジャー精神を持ってピッチに立てるかどうか。就任7年目となる反町康治監督の手綱さばきを含め、松本が蓄積してきたメモリーを一斉解放する時だ。
取材・文●大枝令(スポーツライター)
取材・文●大枝令(スポーツライター)