「まだまだお互い目標に到達できていないと思うので…」
なるほど。ならば、俊哉はどうなのか。
――幼少期から大学卒業までの歩みは、兄弟ほぼ一緒、何かあったのですか?
「それは完全に弟が私の真似をしたんだと思いますよ(笑)」
――弟がJリーガー(プロ選手)になったことで刺激を受け、俊哉さんは“兄としての威厳”を保ちたく、フットサル選手になる目標を立てたと聞きましたが。
「それはなくはないですね。まあ弟に対してというよりは、父へ向けてというのが強く、自分も頑張っていることを見せたいという、親孝行的な意味もあってです」
――東京で頑張る弟さんへ、送る言葉をお願いします。
「まだまだお互い目標に到達できていないと思うので、一緒になって上を目指して頑張っていきましょう」
直人の真面目な回答に兄への尊敬を感じ、俊哉のお茶目な返しは、照れ隠し故のものなのか。どちらにしても愛のある兄弟であることには変わらないことが感じ取れた。
俊哉はキャプテンとしてチームを引っ張り、F1リーグで好調を維持、また直人は開幕からスタメン出場を続け、J1昇格へ向けて奮闘し続ける。まさに“上福元ブラザース”の切磋琢磨が好調なチームを支えている。
そういえば、俊哉にだけ、ひとつ多く質問をしていた。『フットサルの醍醐味はなんですか?』と。
「ゴール前の攻防でしょう。サッカーよりも圧倒的にその数は多いです。展開も早く、迫力だったり興奮だったりがより凝縮されていると思いますよ」
取材・文:佐々木裕介
――幼少期から大学卒業までの歩みは、兄弟ほぼ一緒、何かあったのですか?
「それは完全に弟が私の真似をしたんだと思いますよ(笑)」
――弟がJリーガー(プロ選手)になったことで刺激を受け、俊哉さんは“兄としての威厳”を保ちたく、フットサル選手になる目標を立てたと聞きましたが。
「それはなくはないですね。まあ弟に対してというよりは、父へ向けてというのが強く、自分も頑張っていることを見せたいという、親孝行的な意味もあってです」
――東京で頑張る弟さんへ、送る言葉をお願いします。
「まだまだお互い目標に到達できていないと思うので、一緒になって上を目指して頑張っていきましょう」
直人の真面目な回答に兄への尊敬を感じ、俊哉のお茶目な返しは、照れ隠し故のものなのか。どちらにしても愛のある兄弟であることには変わらないことが感じ取れた。
俊哉はキャプテンとしてチームを引っ張り、F1リーグで好調を維持、また直人は開幕からスタメン出場を続け、J1昇格へ向けて奮闘し続ける。まさに“上福元ブラザース”の切磋琢磨が好調なチームを支えている。
そういえば、俊哉にだけ、ひとつ多く質問をしていた。『フットサルの醍醐味はなんですか?』と。
「ゴール前の攻防でしょう。サッカーよりも圧倒的にその数は多いです。展開も早く、迫力だったり興奮だったりがより凝縮されていると思いますよ」
取材・文:佐々木裕介