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荒木隼人（関西大→広島）
　185㎝の高身長を活かした競り合いの強さが光る関西屈指のセンターバック。すでに強化指定登録されており、夏休みには長期に渡って、広島の練習に参加。「自然が豊かでサッカーに集中できる環境。広島の皆さんは皆暖かくて、お帰りという言葉をかけてもらったのが嬉しかった」と振り返るように、ユース時代を過ごした第二の故郷を懐かしむとともに、対外試合では「長所である１対１や高さでは十分通用した」と手応えも掴んだ。
　来季からは水本裕貴ら代表経験を持つ猛者が立ちはだかるが、「大卒で獲ってもらうということは戦力として見てもらっている。若手の台頭がキーになると思うので、その先頭に立てる選手になりたい」と話すように憶することなく、レギュラー獲りを狙う。
 
DF大野佑哉（阪南大→松本）
　スピードを活かしたカバーリングが武器のセンターバック。身長は179㎝ながらも、跳躍力に優れ、競り合いでも相手を圧倒できるのが特徴で、高校時代のプレーを見た阪南大の須佐徹太郎監督が一目惚れし、すぐさま勧誘した逸材だ。大学では１年目から定位置を掴み、３年連続で関西学生選抜に選出。松本は早い段階から注目し、視察を重ねてきた。７月に初めて練習参加した際には能力の片鱗を見せつけ、すぐさま正式オファーに至ったという。
　即戦力として考えられており、スピードを活かして右ウイングバックでの起用も考えられる。東京出身ながらもすぐ関西のノリに馴染んだように明るいキャラクターも魅力のひとつで、１年目から松本の熱いサポーターに愛されるはずだ。
 
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高尾 瑠（関西学院大→Ｇ大阪）
　高校時代までは無名の存在ながらも、スピードと運動量を備えた攻撃参加が買われ、関学大では開幕戦からスタメンデビュー。ルーキーながらも、４冠達成に貢献し、全日本大学選抜まで登り詰めた大学屈指の右サイドバックだ。
　Ｇ大阪では即戦力として期待されており、獲得に当たった中澤聡太スカウトは、「攻撃に特化した所に目が惹かれた。ボールを持ちながら、仕掛けるのが特徴。守備の課題は多いけど、僕が現役の頃から攻撃のセンスはなかなかつかないと考えていたので、どうしても欲しいと思った」と評価する。ストロングポイントは明確なだけに、出場機会さえ掴めば、インパクトを残す可能性は十分にある。