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【バルセロナ×レアル・マドリー|採点&寸評】 随所に“監督力”の差が。MOMはハットトリック達成のスアレスに!

カテゴリ:メガクラブ

下村正幸、井川洋一

2018年10月29日

バルセロナ――スアレスがメッシに代わってリーダーに。

83分のこのループシュートによるゴールでハットトリック達成。スアレスはメッシ不在の攻撃陣を支えた。(C)Getty Images

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[FW]
7 フィリッペ・コウチーニョ 6(74分OUT)

先制点をマークし、得点力の高さを改めて証明。さらに頻繁に中に絞ってナチョを引きつけ、ジョルディ・アルバのオーバーラップを促すなど出足は良かったが、組み立てにおける貢献度は相変わらず低く、時間の経過とともに試合から消えた。

9 ルイス・スアレス 9
MAN OF THE MATCH

相手のすべてのDFを苦しめた肉弾戦を厭わないハードワーク、ヴァランヌから巧みにPKを奪った狡猾さ、自身2点目の体幹の強さを存分に活かしたヘディング、3点目の華麗なループシュート。メッシに代わってオフェンスリーダー役を見事にまっとうした。

12 ラフィーニャ 5.5(69分OUT)
攻守に献身性を発揮したがインテル戦のようにライン間でボールをもらうことができず、後半戦は完全に試合から消え、69分に交代を命じられた。
 
[交代出場]
DF
2 ネウソン・セメド 6(69分IN)

交代選手として、デンベレやビダルのような目立った働きを見せることはできなかったが、彼の登場が、結果的に試合の分岐点となったS・ロベルトのポジションを上げる効果をもたらした。

FW
11 ウスマンヌ・デンベレ 7(74分IN)

セビージャ戦での低調なパフォーマンスを境に批判の声が高まっていた中、スペースを巧みに突いて対峙するナチョを翻弄し、5点目をアシスト。交代選手に求められるカンフル剤の役割を果たした。

MF
22 アルトゥーロ・ビダル 6.5(84分IN)

チームの上昇気流に乗って5点目をマーク。入団以来、ピッチ外での問題行動がクローズアップされ、トラブルメーカーと化しつつあった中でのこの得点を、巻き返しへの弾みにしたい。

[監督]
エルネスト・バルベルデ 8

インテル戦に続くラフィーニャの抜擢、後半のS・ロベルトのポジション変更、ファンから批判の的となっていたデンベレとビダルの途中起用がいずれも的中。メッシ不在という大きな逆境に直面する中、修正能力の高さを改めて見せつけた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●下村正幸
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