U-19代表が今夜、W杯出場権を懸けた"大一番"へ!開催国インドネシアの実力と日本のチーム状態は?

カテゴリ:日本代表

川端暁彦

2018年10月28日

影山監督も「小手先の上手さが通用する場ではない」と強調

橋岡は「試合を重ねるごとに良くなってきている」と守備面での手応えを感じている。写真:佐藤博之

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 またカタールとの第2節では1-6という絶望的な状況から5-6まで追い上げる驚異的と言うほかない粘り強さを見せており、結果的にこの追い上げが、総得点差での勝ち抜けという結果に繋がった。これらの成功体験によって培われた勇気と自信、そしてチームの団結力は準々決勝でも厄介な方向に作用するに違いない。
 
 ただ、チームのタイプとしては、決して日本が苦手とするものではない。テクニック勝負は上等と言いたくなる部類だし、小柄なドリブラーへの対応自体は日本国内で十分経験済みだ。また空中戦に関しては日本に一日の長があり、セットプレーからの得点も十分に期待できる。
 
 DF橋岡大樹は「CKの数自体を増やす」ことを狙いとすべきだと話していたが、これも一理あるだろう。また長身FWへの対応経験を欠く相手DFに対し、189センチのFW原大智を先発なり途中交代なりで起用し、プレッシャーをかける策もありだ。
 
 またディフェンスについては、一緒に組んだ経験値の乏しいメンバーが多いこともあって少し噛み合わない部分もあったが、「試合を重ねるごとに良くなってきている」という手応えも各人が話す。ベーシックな部分をあらためて共有しつつ、大歓声でコーチングが通らないような状況も想定しながら準備しておく必要があるだろう。
 
 そのうえで橋岡は、技術や戦術、あるいはゲームプランといった部分を越えて「戦う部分は大前提」と言い切る。影山監督も「小手先の上手さが通用する場ではない」と強調し、あらためて戦い切る部分を求める考えだ。大声援を受けて激しく戦ってくるであろう相手に負けない強さを出しつつ、日本が相手を上回れる強みを攻守で押し出していくこと。シンプルではあるが、奇策が必要な状況でもない。やってきたことをやり切るだけでいい。
 
 勝てば世界大会出場、負ければチーム解散となる大一番。U-19日本代表は培ってきたものすべてを出し切り、6万人の大観衆を黙らせる。
 
取材・文●川端暁彦(フリーライター)
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