神戸の監督交代の二面性――リージョは「天使」となるか、「悪魔」となるか

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2018年10月22日

選手流出を食い止めるために必要なのが…

イニエスタ(8番)やポドルスキ(10番)ら強力な助っ人を擁しながらも、24節からリーグ7戦白星なし。残留争いに巻き込まれつつある。(C)SOCCER DIGEST

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 また、リージョ監督が選手を見極める時間が少なすぎるというのも問題がある。本当の意味で選手の見極めができるのは“真剣勝負の場だけ”だと言われる。その考えに現状を当てはめると、リージョ監督に与えられた見極めの機会はリーグ戦6試合のみとなる。選手を見極め、さらにチームを構築するにはあまりにも時間が少ないと言わざるを得ない。

 “J1に残留すれば……”という注釈が必要だと先述した理由もここにある。リージョが確固たるポゼッションスタイルを築くには、もう少し時間が必要だと仮定すると、神戸には選手流出を食い止めるための“J1”という堰(せき)が不可欠になる。そこをクリアできれば、明るい未来が訪れるかもしれない。

 果たして、リージョ監督は天使となるのか、悪魔となるのか――。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)
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