「やればやるほど恐ろしい」ベレーザの長谷川唯がINACのライバル岩渕真奈を語る

カテゴリ:高校・ユース・その他

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2018年10月18日

「負けてはいけない使命感みたいなものがある」

ユースの日テレ・メニーナで育った生え抜き。下部組織から培われたテクニックは、一見の価値あり。写真:徳原隆元

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――中央でのプレーのほうが好きなのはなぜですか?

「左右のサイドに散らしたり、動き出しているFWにスルーパスを通したりと、選択肢が多いからです。サイドをやっていた昨年は、ひとつの動き出しが見えたら、そこを使うしかない、という感じだった。真ん中ならいろんなところが見えて、ゴールに一番近い近道を選べます」

――選択肢が増えたことで、状況判断も難しくなったのでは?

「それはあります。去年までもハイレベルな判断が求められましたけど、今季はそれ以上。自分自身このサッカーで成長できている実感もありますけど、まだ見えていないところもたくさんあって、FWの動き出しに助けられている部分が大きい。もっと慣れていきたいです。ベレーザにいる以上、そういう基礎技術で他チームの優位に立たないといけませんから」

――強豪のベレーザにいるからこそ、そういう責任感は強くなる?

「負けてはいけない使命感みたいなものはありますね。それは、ベレーザに入った時から持っています」
――ベレーザの選手の精神力や基礎技術は、たしかに目を見張ります。なでしこリーグ以外の試合を見て、勉強していたりするのですか?

「私の周りにはバルセロナとかすごく良いサッカーをしているので、見ている人が多いです。私は永田さんから南米リーグの映像をよく見せてもらっています」

――南米サッカーの印象は?

「場面場面を切り取ったハイライト映像だけでも、個々の技術が凄くて、見応えがあります。一歩踏み込みを入れるだけで相手をズラしたり、普段だったら流してしまうシーンでも、しっかり見ると、すごくタメになるんですよ。映像を見たら、すぐにグラウンドに出て永田さんに教えてもらっています。実際に真似してみると、すごく使える技術が多いんですよ。おかげで、プレーの幅も広がったし、以前より楽になりました。永田監督に映像を見せてもらって参考にしているのはコリンチャンスです」

――参考にしている選手は?

「この人という選手はいないですけど、(アンドレス・)イニエスタ選手のプレーはよく見ています」
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