SBは長友、酒井に室屋、佐々木が挑む
【SB】
右=◎酒井宏樹/〇室屋成
左=◎長友佑都/〇佐々木翔
ロシア・ワールドカップの主軸であった酒井と長友に、森保ジャパン定着を目指す室屋と佐々木が挑む構図だ。右の酒井はマルセイユで安定したパフォーマンスを続けており、32歳の長友は円熟味を増している。
室屋は豊富な運動量と積極的な攻撃参加、佐々木は対人守備と空中戦の強さをアピールして、経験豊富な先輩たちを越えたいが、まずは10月シリーズで爪痕を残したい。
【ボランチ】
〇青山敏弘/〇遠藤航/〇柴崎 岳/△三竿健斗
ボランチは中盤2列目とともに激しいレギュラー争いが予想される。9月シリーズでキャプテンを務めた青山は、広島時代に森保監督と師弟関係を築いたアドバンテージがある。もっとも2014年のブラジル・ワールドカップこそ経験したが、Aマッチの出場は9試合のみと代表実績がやや不足しているのは懸念材料だ。
一方でリオ五輪世代の遠藤航は最も勢いがあり、青山とボランチを組んだコスタリカ戦でも1アシストをマーク。今夏のベルギー移籍を経て逞しく成長している。
ロシア・ワールドカップで日本の司令塔として躍動した柴崎は、能力は申し分ないが、所属するヘタフェ(スペイン)で8節を終えていまだ1試合のみの出場と厳しい立場に置かれている。対して22歳の三竿は、鹿島で実戦経験を積んでおり、10月シリーズで存在感を発揮できれば、成り上りも十分に可能だろう。
右=◎酒井宏樹/〇室屋成
左=◎長友佑都/〇佐々木翔
ロシア・ワールドカップの主軸であった酒井と長友に、森保ジャパン定着を目指す室屋と佐々木が挑む構図だ。右の酒井はマルセイユで安定したパフォーマンスを続けており、32歳の長友は円熟味を増している。
室屋は豊富な運動量と積極的な攻撃参加、佐々木は対人守備と空中戦の強さをアピールして、経験豊富な先輩たちを越えたいが、まずは10月シリーズで爪痕を残したい。
【ボランチ】
〇青山敏弘/〇遠藤航/〇柴崎 岳/△三竿健斗
ボランチは中盤2列目とともに激しいレギュラー争いが予想される。9月シリーズでキャプテンを務めた青山は、広島時代に森保監督と師弟関係を築いたアドバンテージがある。もっとも2014年のブラジル・ワールドカップこそ経験したが、Aマッチの出場は9試合のみと代表実績がやや不足しているのは懸念材料だ。
一方でリオ五輪世代の遠藤航は最も勢いがあり、青山とボランチを組んだコスタリカ戦でも1アシストをマーク。今夏のベルギー移籍を経て逞しく成長している。
ロシア・ワールドカップで日本の司令塔として躍動した柴崎は、能力は申し分ないが、所属するヘタフェ(スペイン)で8節を終えていまだ1試合のみの出場と厳しい立場に置かれている。対して22歳の三竿は、鹿島で実戦経験を積んでおり、10月シリーズで存在感を発揮できれば、成り上りも十分に可能だろう。
【サイドハーフ】
◎中島翔哉/◎堂安律/〇原口元気/〇伊東純也
タレントが最も豊富な激戦区だ。現状ではコスタリカ戦で活躍した中島、堂安がファーストチョイスになる。ただ、ロシア・ワールドカップで日本のベスト16入りに貢献した原口も虎視眈々と定位置奪還を狙っており、伊東はコスタリカ戦でA代表初ゴールをマーク。誰がスタメンに選ばれても不思議はない。
特に原口は森保監督の下での練習を、浦和時代に薫陶を受けた恩師の名前を引き合いに出して「ミシャ(ペトロヴィッチ/現・札幌監督。森保監督は広島でのコーチ時代にペトロヴィッチ監督の下で働いた)のメニューに似ていた。懐かしかったですね」と語り、溌溂とプレーしていた姿が印象的だった。「攻守に100パーセントで動きたい」とも力説しており、中島、堂安とは違った魅力を見せてくれそうだ。
ちなみに未招集ながら香川真司、乾貴士、宇佐美貴史らも控えており、今後の争いも楽しみである。
◎中島翔哉/◎堂安律/〇原口元気/〇伊東純也
タレントが最も豊富な激戦区だ。現状ではコスタリカ戦で活躍した中島、堂安がファーストチョイスになる。ただ、ロシア・ワールドカップで日本のベスト16入りに貢献した原口も虎視眈々と定位置奪還を狙っており、伊東はコスタリカ戦でA代表初ゴールをマーク。誰がスタメンに選ばれても不思議はない。
特に原口は森保監督の下での練習を、浦和時代に薫陶を受けた恩師の名前を引き合いに出して「ミシャ(ペトロヴィッチ/現・札幌監督。森保監督は広島でのコーチ時代にペトロヴィッチ監督の下で働いた)のメニューに似ていた。懐かしかったですね」と語り、溌溂とプレーしていた姿が印象的だった。「攻守に100パーセントで動きたい」とも力説しており、中島、堂安とは違った魅力を見せてくれそうだ。
ちなみに未招集ながら香川真司、乾貴士、宇佐美貴史らも控えており、今後の争いも楽しみである。