ルハン・アントニオ
（DF／柳ヶ浦／３年）
               
　ペルー出身のCBは、やや粗さは残るものの、野口監督が「１対１で競ったらほとんど勝つ」と言うほどのコンタクトの強さを持つ。地区予選準決勝で決めた打点の高いヘディングなどで違いを生み出せる存在だ。初の全国で大暴れする可能性が十分だ。
 
北村知也
（FW／鵬翔／３年）
 
　誰よりも走るエース。２年前、国立で讃えられたハードワークは今も健在。「自分は動いて相手の良さを消していくしかない」と攻撃も守備もとにかく一生懸命。チームのために戦い、エースとして渾身の一撃を放つ。
 
定本佳樹
（FW／米子北／３年）
 
高いレベルでの万能性を持つ男は今年、司令塔からFWへ転向。前線でよくボールを収め、得意の空中戦でゴールを奪うなど見事に結果を出し、中国新人戦優勝に貢献。プリンスリーグ中国でも８試合で９得点を挙げている。
 
伊藤涼太郎
（MF／作陽／２年）
 
　J１・C大阪の育成組織出身で昨年、今年と年代別代表候補合宿に招集されている注目株だ。相手の急所を見つける鋭い感覚と、そこへ的確にボールを通す精度の高いキック。期待の２年生MFは、初戦で強豪の東福岡を相手に何を見せてくれるだろうか。
 
平野皓巴
（FW／海星／３年）
 
「日々の練習からコイツには勝てないなと思わせる選手になっていきたい」と志高いFWは、昨年の国体で破壊力十分の突破と得点力によってブレイク。長崎県８強進出の立役者となった。今度は母校を全国の上位へ導けるか。
 
【2014南関東総体Photo】真夏の主役候補たち――３