15戦未勝利でも貫いた信念――風間監督はいかにして名古屋を浮上させたのか?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年10月06日

前田直輝はなぜ大きく成長したのか?

独自のメソッドで選手たちを指導する風間監督。その考えはチーム全体に浸透している。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 またチームが復調する一因として、夏の移籍市場で獲得した選手たちの活躍があったことも見逃せない。前田直輝(←松本)、中谷進之介(←柏)、丸山祐市(FC東京)、金井貢史(←横浜)、エドゥアルド・ネット(←川崎)の新加入選手5名がすぐさまフィットしたことも大きいだろう。
 
 とりわけ、前線の新たな得点源となっている前田直輝のブレイクは嬉しいサプライズだったと言える。
「彼の才能はどのチームでも評価されていたけど、まだ若いから伸びる余地はあった。僕は本人がこれまで気付いていなかったことを認識させてあげただけで、それをすぐにできるのが彼の凄いところだよ」
 
 その前田は、風間監督の「ボールではなく、相手の動きを見ろ」という独特の指導法に驚きを隠せなかったという。指揮官は「そういうパスの受け方は当たり前」と言うが、“そこに気付けるか”どうかで選手は大きく変わると語る。
 
 そして、前田とともに大きな成長を見せている選手がいると風間監督は言う。他でもないエースのジョーである。9月27日発売の『サッカーダイジェスト』10月11日号では、「今が選手人生のなかで一番良い状態かもしれない」と言うジョーの進化の理由のほか、クラブとして目指すさらなる大きな目標や自身が考えるプロの定義など、風間監督が多岐にわたるテーマについて語っている。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
『サッカーダイジェスト』10月11日号(9月27日発売)より一部抜粋
 
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