【2014南関東総体】代表校の強さの秘密を探る|習志野編

カテゴリ:高校・ユース・その他

平野貴也

2014年07月28日

伝統に変化を取り入れ、千葉の2強を倒して全国へ。

チームの精神的支柱で、果敢な攻め上がりを得意とする右SBの佐古。95年以来の優勝を目標に掲げる。(C) SOCCER DIGEST

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 砂金イズムは、考える力と我慢強さを求めるだけに留まらない。八千代で採用した7種委員会(スカウティング、レフェリー、キッズなどがある)の取り組みも現3年生の代から導入。全部員が各委員会に所属するもので、責任感や自立を促すのが目的だ。
 
 メディカル委員長の藤池翼は「一人ひとりに仕事があって、やりがいがあるし、自立できる。僕自身は、練習に取り組む姿勢が変わった。自分のやりたいプレーではなく、チームが勝つために何をすべきかと常に考えるようになった」と話した。
 
 熱いハートとタフな頭脳――伝統に変化を取り入れた習志野は今夏、前回の全国決勝を争った2校(市立船橋、流経大柏)を破る金星を挙げた。主将の佐古は言う。
「千葉の代表校になった以上、目標は優勝しかない」
 
 砂地で磨かれた伝統校が、復活の狼煙を上げる。
 
取材・文:平野貴也(フリーライター)
 
※『高校サッカーダイジェスト』VOL.6 21ページより抜粋。
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