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台湾女子を20年ぶりのアジア大会4強に導いた日本人監督は発展途上のチームをどう強化したのか?

カテゴリ:特集

早草紀子

2018年09月04日

3位決定戦での敗戦には達成感よりも悔しさが上回っていた

3位決定戦では韓国を相手に4失点で敗れたものの、選手たちは本気で勝利を狙っていた。写真:早草紀子

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「堀野監督は私たちにとって特別な存在です」と語ったのは日本のなでしこリーグ2部アンジュビオレ広島でもプレー経験のあるキャプテンの王湘恵だ
「一番の変化は90分の試合をしっかりと戦うことができるようになったこと。監督は私たちが知らなかった部分をトレーニングによって発展させてくれて、試合につなげてくれた」
 
 コツコツ積み上げることが苦手だというが、どんなに劣勢であっても彼女たちが見せた集中力は本物だった。最後の戦いを終えた後、チームをまとめ上げた王の心に残ったのは「本当に勝ちたかった……」と、達成感を超える悔しさだった。そこに新たな可能性を感じずにはいられない。
 
 大舞台でアジアのトップとメダル争いをした。東南アジア諸国から勝利を収めるのにも苦労していたチームが今、大きな変換期を迎えようとしている。堀野監督が伸ばした個性と集団的要素を武器に達成した悲願のベスト4――タイペイ女子サッカーは数字以上のものを手にしたはずだ。
 
取材・文●早草紀子
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