「鋼鉄のバラを粉砕!」「不屈のなでしこ」海外メディアが“アジア二冠女王”を大絶賛!

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月01日

中国は6試合目で喫した大会初失点が…

数多の試練を乗り越えて金メダルを掴んだなでしこジャパン。パレンバンの夜空に歓喜の声がこだました。写真:早草紀子

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 文字通りの劇的な幕切れだった。
 
 現地時間8月31日にインドネシア・パレンバンで行なわれたアジア大会サッカー競技、女子決勝で日本は中国を1-0で撃破。終始攻め込まれる苦しい展開ながら、ゲーム最終盤の90分に途中出場の菅澤優衣香が千金ヘッドをねじ込み、これが決勝点となった。
 
 2大会ぶり2回目のアジア大会制覇を果たしたなでしこジャパン。今年4月のアジアカップ優勝に続く戴冠で、両タイトルの同年“二冠達成”は初の快挙だ。海外メディアもその勝負強さを大いに称えている。
 
 アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトは、「日本が劣勢を跳ねのけて金メダルを掴む」と題してこうレポートした。
 
「アジアカップの準決勝でも対峙した日本と中国が新たな覇権を争った。日本は序盤からパワフルな中国の猛攻に晒されて、守護神の山下杏也加にとっては大忙しのシーンが続出したが、これを見事に凌いでみせる。なかなか状況は変わらなかったが、後半半ばから徐々に盛り返して、好機を窺うようになった日本。誰もが延長戦を予感していた89分だった。鋭いカウンターから右サイドの中島依美が完璧なクロスを供給し、中央の菅澤優衣香が渾身のヘッドで応えたのだ。中国は大会6試合目にして初めて喫した失点で、敗れ去ったのである。“なでしこ”が不屈の闘志を見せつけた」

 
 さらにアジアのポータルサイト『Channel News Asia』は「日本が堅陣を誇った“鋼鉄のバラ”(中国女子代表チームの愛称)を打ち砕いた。激しい雨のもとで繰り広げられた日中決戦は、終始追い込まれていた日本が最初で最後の枠内シュートを得点に結びつけ、ドラマティックなエンディングを迎えた」と報じている。
 
 ラウンド16で北朝鮮を2-1でかろうじて退け、準決勝は大苦戦の末に韓国を2-1で下した。そして決勝の中国戦も最少得点差で勝利と、ここぞの局面での勝負強さが際立った今大会のなでしこジャパン。なお大会得点王は、驚異の12得点を叩き出した中国のFWワン・シャンシャンの頭上に輝いた。中国より1試合少ない日本は、菅澤の4得点がチーム最多だ。
 
 土曜日には男子決勝、日本vs韓国戦が開催される。森保ジャパンは高倉ジャパンに続いて歓喜の瞬間を迎え、2大会ぶり2回目の“アベック優勝”を果たせるか。大注目の大一番だ。
 
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