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鹿島内定の超高校級CB関川郁万が選手権で主役となる!全国行きを逃した夏を経て完全復活へ

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2018年09月02日

「選手権に出られなかったら、史上最弱の代になってしまう」

インターハイ予選では準決勝で敗戦。関川は試合後に流した涙を忘れていない。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 這い上がるまでには時間を要したが、逆にこの期間が自分と向き合う機会となった。鹿島の練習にも参加し、勝者のメンタリティを学んだ。様々な選手の取り組みも目の当たりにし、オフザピッチの過ごし方を考え直すきっかけとなった。これまでは練習開始20分前に姿を見せていたが、今では40分以上前に来て身体のケアを行なうまでに意識も変わったという。
 
 そうした状況で迎えた9月2日のプレミアリーグEAST・11節の市立船橋戦。関川はキャプテンマークを巻き、CBとして先発出場を果たした。県下のライバルを相手にどこまでやれるか。自身のプレーが試されるなか、関川は本来の姿を見せつけた。
 
 空中戦では競り負けず、問題だったスピードでも相手と互角以上に渡り合う。そして、昨年から地道に磨き上げてきたロングキックも精度を増し、攻撃の起点として機能。市立船橋を2-0で下し、チームの勝利に貢献した。
 
 完全復活を遂げた関川に残された高校サッカー人生もあとわずか。インターハイで味わった屈辱を返すためにも、選手権は負けられない。
 
「(5年前も)インターハイに出られなかったけど、選手権には出られた。これで僕たちが選手権に出られなかったら、史上最弱の代になってしまう。そこは避けたいし、そうなってはいけない。キャプテンのプライドがあるので、絶対にそういうことは言わせたくない」
 
 誰よりも強い決意で挑む関川は最後の冬に主役の座を掴む。
 
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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