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過去と今をつなぐ大久保嘉人と名波監督の物語――J通算200ゴールに込められた想いと確かな手応え

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年08月21日

J初ゴールから17年。大久保は確かな手応えを得ている

当時C大阪に所属していた大久保がJ初ゴールを決めた2001年4月14日のJ1第1S・5節の磐田戦。しかし、その試合では一発退場となるなど、良くも悪くも記憶に残る一戦だった。(C)J.LEAGUE PHOTOS.

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「前半にもあったのですが、後半に中盤で2、3回ボールを奪った場面は個でのアプローチのセンスが光ったし、右サイドの深いところで見せたクリアボールの質は飛びっきり一流のプレー。

(仲間が)バテそうだなと思った時に声をかけて、その後20、30mしっかりとボールを追っていた。攻守の切り替えも含めて非常に高いパフォーマンスだった」
 
 柏戦の大久保について、名波監督も賞賛した。
 
 また、パワフルにゴールに迫るだけではなく、中盤に落ちてギャップに入り込み、後方からボールを呼び込んで素早くはたく。あるいは前を向き、仕掛けるプレーで攻めのリズムを作るプレーも有効だった。ただし、この点については、課題も挙げる。
 
「ここならボールを受けられるというところに自分が入り込んだ時に、どんどんボールを当てて欲しいし、そうしてどんどん走ってくれればパスも出す。そうすれば相手は体力的に消耗するし、今日はそれが有効だと思いながらみんなに伝えてプレーをしていた。

 でも、試合中カウントしていたけど、15本くらいここで(ボールを)出してくれればというところで出てこなかった。そこで入れば、もっと試合は楽になったと思う」
 
「自分のサッカーの経験のすべてを伝えていきたい。ゴールだけではなく、それも自分の仕事」と、大久保は常々言ってきている。柏戦ではその思いをピッチで形にし、存在感を示した。
 
「ここから乗っていきたい」とは大久保の言葉。「最初からそういうメンタリティだったと思うが、今日のゴールで今後は2トップでもシャドーでも、もちろん1トップでも『どこでもどんとこい』という懐がより深くなったと思う」と、J屈指のストライカーに名波監督も期待を強めている。
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