そこまで深く考え込んだのも「このチームが好きなんですよ」という言葉通り、指揮官が今年のチームに期待をしていたからだ。
夏の敗北により、冬の選手権は一層負けられない戦いとなる。
「冬は行きますよ。やっとそんな感じがしてきた。いろんなものが削ぎ落とされた。やることは限られているけど、(選手権は一番上に)行けるというか、行かないといけない」
高校サッカー界きっての“名将・朝岡隆蔵”は、愛する教え子たちとともに市立船橋をいかに立て直してくるのか。千葉の常勝軍団は夏の悔しさをバネに、虎視眈々と失地回復を狙っている。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)