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【小宮良之の日本サッカー兵法書】「見られている」意識を持つのがプロになってからでは遅すぎる

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2018年08月08日

驕り高ぶった選手に待っているのは…

ピッチ外でも「見られている」ことを意識する必要がある。 (C) Getty Images

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 日頃の行動規範。
 
 その蓄積が、プロになってからは大きな差になる。プロという特別な立場でプレーする選手は、人として律した生活をできる(さもなければ、代わりに人に対しての大らかさや、人間的な大きさがある)。
 
 誰かに見られている。それを感じ、行動ができなければ、プロになる資格はない。どれだけ才能を持っていても、驕り高ぶった選手は二十代前半でピークが来てしまう。
 
「自分と向き合う」
 
 少年にとって、それは簡単な作業ではない。しかし、少なくとも“席取りゲーム”をする選手に、残念ながらプロとして明るい未来は与えられないだろう。この世界は、そんなに甘くはない。
 
 一事が万事。プロの世界で、物を言うのはそのディテールなのだ。
 
文:小宮 良之
 
【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
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