昨シーズンの覇者マンCの攻略法は?
そんなバーンリーと対照的なポゼッション・スタイルで、独走優勝を決めたのが、(マンチェスター・)シティでした。
常にビジョンがチーム内で共有されていて、適材適所で選手を配置している。グアルディオラ監督が就任2年目の昨シーズンは、どの局面でも相手に何もさせないレベルのところまで到達したと感じました。基本的にはボールを保持し続け、そしてゴールを目指し続ける。その両立ができていて、素晴らしいシーズンになったと思います。
ダビド・シルバとケビン・デ・ブルイネを最大限活用するにはロジックが必要だと思うので、どこで彼らにボールを渡すのか? 彼らがボールを受けた次にどうするのか? など、見ているとちゃんと理由が伝わってくる。
これは俯瞰しているからわかるのですが、ピッチ上ではプレースピードも速いですし、相手選手は何をやられたかわからないと思います。
フリーの選手は、全員が攻撃の起点になれます。どのチームよりも切り替えが速く、奪われた瞬間のプレッシングも徹底できていましたから。あれだけ能力の高い選手たちが、戦術に沿って集団で思考しながらボールを保持したり、奪いに行ったりすることができてしまうんだなあ、すごいな、と思いながら見ていました。
チームが、まるでアメーバのように動きながら、ボールを奪ってしまう。これだけミスが起こるスポーツで、全員が正解を出し続けるんです。判断の基準まで共有できている。しびれましたよ。
シティの攻略法? 現時点ではないですね。ただ、一つの可能性を示していたのはリバプールでした。
ロジカルにサッカーを作ってくるシティに対して、そのスタートを潰しに行くか? 逆におびき出してカウンターで仕留めるか? リバプールはその両方をやりました。綿密なプランに加えて最高のモチベーション、最高の強度、最高のフィジカルコンディションを投じて、さあ、どうだというところだと思う。対シティの参考にはなるかもしれませんが、あの高速カウンターができるクラブはリバプールしかない可能性もあります。
シティは、フィジカルを前面に押し出され、要所を押さえられると手こずる場面が目立つ。ボールを捨てることをしないので、ビルドアップ時に上手くはめ込めれば、攻略の糸口は見えてくるかもしれないですね。
常にビジョンがチーム内で共有されていて、適材適所で選手を配置している。グアルディオラ監督が就任2年目の昨シーズンは、どの局面でも相手に何もさせないレベルのところまで到達したと感じました。基本的にはボールを保持し続け、そしてゴールを目指し続ける。その両立ができていて、素晴らしいシーズンになったと思います。
ダビド・シルバとケビン・デ・ブルイネを最大限活用するにはロジックが必要だと思うので、どこで彼らにボールを渡すのか? 彼らがボールを受けた次にどうするのか? など、見ているとちゃんと理由が伝わってくる。
これは俯瞰しているからわかるのですが、ピッチ上ではプレースピードも速いですし、相手選手は何をやられたかわからないと思います。
フリーの選手は、全員が攻撃の起点になれます。どのチームよりも切り替えが速く、奪われた瞬間のプレッシングも徹底できていましたから。あれだけ能力の高い選手たちが、戦術に沿って集団で思考しながらボールを保持したり、奪いに行ったりすることができてしまうんだなあ、すごいな、と思いながら見ていました。
チームが、まるでアメーバのように動きながら、ボールを奪ってしまう。これだけミスが起こるスポーツで、全員が正解を出し続けるんです。判断の基準まで共有できている。しびれましたよ。
シティの攻略法? 現時点ではないですね。ただ、一つの可能性を示していたのはリバプールでした。
ロジカルにサッカーを作ってくるシティに対して、そのスタートを潰しに行くか? 逆におびき出してカウンターで仕留めるか? リバプールはその両方をやりました。綿密なプランに加えて最高のモチベーション、最高の強度、最高のフィジカルコンディションを投じて、さあ、どうだというところだと思う。対シティの参考にはなるかもしれませんが、あの高速カウンターができるクラブはリバプールしかない可能性もあります。
シティは、フィジカルを前面に押し出され、要所を押さえられると手こずる場面が目立つ。ボールを捨てることをしないので、ビルドアップ時に上手くはめ込めれば、攻略の糸口は見えてくるかもしれないですね。