レジェンドの軌跡 THE LEGEND STORY――第39回・ベルゴミ(元イタリア代表)

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サッカーダイジェストWeb編集部

2018年08月02日

98年、キャリアの晩年で再び評価を高める

当時、世界最高峰リーグといわれたセリエAで、優勝はできないもののほとんどのシーズンで上位をつけたインテル。ゆえにUEFAカップの優勝回数は多かった。写真は90-91シーズン。 (C) Getty Images

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 大偉業を成し遂げた英雄のひとりとして早くも歴史に名を残したベルゴミは、インテルでも不動のレギュラーとして年々出場数を増やしていったが、こちらは上位にはつけるものの、念願のリーグタイトルにはなかなか手を届かせることができずにいた。
 
 しかし88-89シーズンに、ようやく最大の目標は達成される。
 
 ワルテル・ゼンガ(GK)、ジュゼッペ・バレージ(CB)、リッカルド・フェッリ(CB)、アンドレアス・ブレーメ(左SB)とともに堅固な守備ラインを形成し、失点をリーグ最少の19に止めると、ローター・マテウス、アルド・セレーナ、ラモン・ディアスらで形成された攻撃陣は圧倒的な得点力を発揮。インテルは当時の史上最高勝点を挙げ、9年ぶりにスクデットを手にしたのだ。
 
 愛するインテルでもビッグタイトルを手にしたベルゴミ。そして翌年には、再び代表の舞台で大きな名誉を手にするチャンスが訪れた。自国開催のW杯だ。
 
 さかのぼること4年前、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだメキシコ大会でも、彼はレギュラーとして3試合に出場したが、チームは決勝トーナメント1回戦でフランスの前に屈している。
 
 そして、ベルゴミにとって初めて(そして最後)のEUROとなった88年西ドイツ大会では、キャプテンとしてチームをリード。若い力を取り入れたアッズーリは好内容のサッカーを披露、準決勝でソ連に敗れたものの、2年後のW杯に大きな希望を抱かせた。
 
 そして本番。イタリアは順調に勝ち進んで準決勝まで駒を進めたが、そこまでの6試合でなんと無失点! ゼンガ、フェッリ、フランコ・バレージ(リベロ)、パオロ・マルディーニ(左SB)、そしてベルゴミのバックラインは、この大会最高の堅守を誇った。
 
 残念ながら準決勝アルゼンチン戦では“シンデレラボーイ”サルバトーレ・スキラッチのゴールで先制するも、ディエゴ・マラドーナ擁する相手攻撃陣の前に初失点を喫し、PK戦の末に決勝進出はならず。3位で大会を終えることとなった。
 
 キャプテンとして2度目の世界制覇はならなかったが、インテルでは92年にG・バレージの後を継いでチームキャプテンに就任し、93-94シーズンにUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)制覇にチームを導く。90-91シーズンに続いての戴冠だったが、ベルゴミは97-98シーズンにもこれを制した。
 
 インテルがコンスタントに上位をマークしたことで、UEFAカップへの出場機会は多く、彼の96試合出場という記録は歴代最多である。
 
 この97-98シーズンは、彼にとって思い出深い1年となった。悪い方の出来事は、9年ぶりのリーグ制覇に迫りながらも、ユベントスの後塵を拝したこと。しかも、直接対決での審判の微妙な判定でPKを与えて敗れるという、後味の悪い結末によるものだった。
 
 一方、良かったのは、まず前述のUEFAカップ制覇。彼自身は負傷のためにラツィオとの同国対決となった決勝はスタンドからの観戦となったものの、3-0の完勝の後、表彰式では仲間たちから最初にトロフィーを掲げるよう促された。誰もが、ベルゴミこそが最大の功労者だと認めていたのだ。
 
 そしてもうひとつは、このシーズンでの活躍により、オフに控えていたフランスW杯の最終メンバーに選出されたこと。退場処分を食らったEURO92の予選ノルウェー戦以来となる、驚きの招集だった。
 
 82年大会同様、彼の位置付けはサブだったが、グループリーグ3戦目のオーストリア戦、アレッサンドロ・ネスタの開始4分での負傷を受けて緊急出場。この試合を1失点(2-1の勝利)に抑えると、決勝トーナメントでも1回戦でノルウェーを完封(1-0)、準々決勝のフランス戦でも開催国にゴールを許さなかった。
 
 ここでも90年大会同様にPK戦で涙を飲んだものの、ネスタの穴を完璧に埋め、リーダーシップを発揮してチームを鼓舞しながらリードしたベルゴミは、34歳にして評価を大きく高めることとなった。
 
 彼はこのW杯をもってアッズーリでのキャリアに幕を閉じたが、その後のシーズンでリーグ戦23試合に出場した後、インテルのユニホームも脱いだ。代表での通算成績は81試合出場・6得点。そしてインテルでは、当時の歴代最多となる519試合出場を記録した(得点は23)。
 
 引退後はインテル他、複数クラブの下部組織などを指導し、同時にコメンテーターとしても活躍。現役時代同様の歯に衣着せぬ物言いと洞察力の高さは、カルチョの国でも人気を博しており、「ジオ」はユニホームを脱いでも存在感を示し続けている。

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