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女王アメリカとの力量差に愕然とした1年前… なでしこ、田中美南が同点弾で示した成長ぶり

カテゴリ:日本代表

早草紀子

2018年07月28日

同点弾のシーン。冷静な判断と最短時間で放つタイミングはこの1年、取り組んできたこと

力量不足を痛感した昨年の大会を経て、田中がひと回り成長したところを見せた。写真:早草紀子

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 そして迎えたこの日、田中はまず相手の守備陣を見極めた。
「前のボールには強いけど、カットインからのクロスボールにはついてこれていない」(田中)
 
 勝負どころは見えた。そして、“その時”は失点直後に訪れる。小気味良いパス回しでアメリカ守備陣を後手に回らせると、田中の目がスペースを見つける。その動きを察知した長谷川唯(日テレ・ベレーザ)がすかさずパスを出す。田中は最初のトラップで寄せてくるDFとの間合いを図り、すぐさま切り返して素早くシュートを放った。冷静な判断と最短時間で放つタイミングはこの1年、取り組んできたことだ。相手に当たってのゴールではあったが、アメリカを相手にバイタルエリアで成長を確認できたことは田中にとって自信につながったはずだ。
 
 この4失点、そして2得点という結果から何を拾い上げるか、それを自覚しうるならば、この敗戦は決して無駄にはならないだろう。
 
取材・文●早草紀子
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