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「森保ジャパンは間違いなく弱い!」英誌の熟練記者はそう言って、新指揮官に絶大な期待を寄せる

カテゴリ:日本代表

マイケル・プラストウ

2018年07月27日

選手との対話を大切にし、声を拾うのが巧みだ

U-21の若手を巧みに引き上げ、イングランド代表を4位に躍進させたサウスゲイト監督。兼任のメリットを最大限に活かした。(C)Getty Images

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 2012年からの4年間で3度のJリーグ制覇。それだけでも名将と呼ぶに相応しい金字塔だろう。最後はチームの進化が止まり、縦に速いスピーディーなスタイルは、佐藤寿人や浅野拓磨といったメインキャストたちを失ないながら、機能性を低下させてった。それでも森保氏はあの苦渋の日々と解任劇から、大きな教訓を得たに違いない。
 
 日本サッカー協会での仕事ぶりにも目を見張るものがある。トップレベルで結果を残しても驕り高ぶることなく、ナショナルチームや育成年代の指導のコツやヒントを貪欲に学び、取り込み、与えられた職務を完璧に全うしてきた。超が付くほど真面目な人物で、フットボールの職人である。
 
 森保新監督が拠り所とするのは、この実績と経験だ。現在の日本国内を見渡して、彼ほど日本のフットボールに通じた者はなかなかいない。


 
 コミュニケーション能力も卓越している。選手との対話を本当に大切にしているし、その声を拾うのが巧みだ。これは指導者の誰もが持ち合わせているスキルではなく、言うなれば生まれ持った特性で、大きな武器なのである。そこに付随して、協会側とのコミュニケーションも上手にこなすだろう。長年取材してきて感じるのは、日本フットボールにおいてはここでの立ち回りがきわめて重要なのだ。あとは、やはり森保氏自身の人間性。誰もが彼をリスペクトし、信頼に足る指揮官だと口を揃える。
 
 あらためて言うまでもなく、世代交代が急務である新生日本代表にとって、東京オリンピック世代のすべてを掌握する森保監督にA代表の指揮も兼務させるのは、ベストな選択である。フィリップ・トルシエ体制下の1998~2002年がそうであったし、最近ではロシア大会で躍進を遂げたイングランド代表が同様だ。
 
 ガレス・サウスゲイト監督はもともとU-21代表チームを率いていて、自身で選りすぐった逸材たちを迷うことなくトップに引き上げていった。とても意義深かったし、世代交代を円滑かつ効率的に押し進めたのだ。
 
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