金崎、F・トーレス、豊田、田川、小野。鳥栖の前線は誰が担うのか
新たな布陣としては、小野を4-3-1-2のトップ下に置き、F・トーレスと金崎の2トップが濃厚だろう。また、蔚山現代(韓国)から復帰した元日本代表の豊田陽平を起用すれば、高さというバリエーションがもたらされ、攻撃にさらなる幅が生まれる。イバルボは全治7か月の左膝前十字靭帯断裂の重傷で7月23日に選手登録を抹消されたが、多種多彩な組み合わせが可能だ。
「彼自身、鳥栖のことはよく知っていると思うし、私たちも彼のことをよく知っている。チームに融合するのはすぐにできることだと思う」とはフィッカデンティ監督の言葉。早ければ28日の磐田戦で、金崎はサガンブルーのユニホームに袖を通す。「鳥栖のために必要なプレーを」と意気込む29歳の点取り屋が、J1残留争いを戦う鳥栖の救世主となれるか注目だ。
取材・文●松岡蒼大(佐賀新聞)
取材・文●松岡蒼大(佐賀新聞)