くっきりと浮かび上がった“ツネ・カラー”
宮本監督に残された試合は17試合。与えられた時間は決して多くない。しかしそんななかで、目ざすべきスタイルをはっきりとイメージしている。
「U-23でもそんなに難しいことはやっていない。シンプルに前が空いていれば速く攻めるし、前が塞がれていればゆっくりとポゼッションもする。そういう判断、頭のいいプレーを求めたい。フィジカルやスピードでも相手を上回りたいし、いろんなもので相手に上回って勝つことを求めたい」
「U-23でもそんなに難しいことはやっていない。シンプルに前が空いていれば速く攻めるし、前が塞がれていればゆっくりとポゼッションもする。そういう判断、頭のいいプレーを求めたい。フィジカルやスピードでも相手を上回りたいし、いろんなもので相手に上回って勝つことを求めたい」
現役時代は決して恵まれたとは言えない体格(176センチ)ながら、鋭い読みと周囲を動かすリーダーシップで、頭脳派センターバックとして鳴らした。チームの求めるプレーモデルは臨機応変にプレーを選ぶ「頭のいいプレー」となるか。この日はさっそくU-23からMF高宇洋、市丸瑞季、FW一美和成の3人をトップに合流させ、自身の方針をよく知る選手をチームに加えた。
練習初日からくっきりと浮かび上がった“ツネ・カラー”。J1残留という目標に向け、新生ガンバがスタートを切った。
取材・文●金川 誉(スポーツ報知)
練習初日からくっきりと浮かび上がった“ツネ・カラー”。J1残留という目標に向け、新生ガンバがスタートを切った。
取材・文●金川 誉(スポーツ報知)