イカルディとレバンドフスキには問題点が…。

昨シーズン、リーグ得点王に輝いたイカルディ(左)とレバンドフスキ(右)、さらにケインもW杯得点王になるなど、いずれも得点能力に疑いの余地がない3人も紹介されている。 (C) Getty Images
C・ロナウドがマドリーに在籍した9年間で挙げた公式戦でのゴール数は450にも上る。そんな生粋のゴールゲッターの穴埋めとして、『Four Four Two』は3人のストライカーについてもプレゼンしている。
1人目は、ハリー・ケインだ。先のロシアW杯でイングランド代表として出場したトッテナムの点取り屋は6ゴールをマークして大会得点王に。さらにプレミアリーグでは3シーズン連続で25点を記録するなど、もはや得点能力に疑いの余地はない。
1人目は、ハリー・ケインだ。先のロシアW杯でイングランド代表として出場したトッテナムの点取り屋は6ゴールをマークして大会得点王に。さらにプレミアリーグでは3シーズン連続で25点を記録するなど、もはや得点能力に疑いの余地はない。
そんなケインの獲得について同誌は、「彼はマドリーにとって理想的な人材だろう。C・ロナウドのような点取り屋を最も必要としているマドリーにとって、トッテナムのスターはピタリと当てはまる」と理由づけた。
ケインに続いて同誌が獲得を推奨したストライカーは、インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディと、バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキである。
いずれも昨シーズンにリーグ得点王となり、ゲームキャプテンとしての重責を担うなど強力なパーソナリティーを持っている。まずイカルディについては、以下のように同誌は評価する。
「マドリーが無慈悲な人間を探し求めているのなら彼ほどうってつけの人材はいない。イカルディはピッチ外での問題が悪目立ちし、マキシ・ロペスから嫁のワンダを奪ったこともある。そのため、多くの人間から嫌われているが、彼はそのことを気にせずピッチ上では堂々とプレーしている。もしも、マドリーが結果を求めるのならすぐさま獲得すべきだ」
一方、レバンドフスキについては、その力を認めながらも、獲得については疑問符をつけている。
「バイエルンの偉大なストライカーは、この6年間で最も優れたCFである。ペナルティーエリア内での絶対的な強さを誇る捕食者でありながら、エレガントさも兼ね備えている。ただ、この8月で30歳となる彼が、マドリーで未来を築くことは難しいだろう。短期的な解決策にしかならないのに、大金を叩く意味はあるのだろうか?」
それ以外にも『Four Four Two』は、パウロ・ディバラやレオン・ベイリー、ティモ・ヴェルナー、ゴンサロ・グエデスといった若手も紹介している。
果たして、英誌の推測する10人の中から、マドリーが誰かを獲得することはあるのか? 銀河系軍団の動向から目が離せない。
以下、『Four Four Two』がランク化した「後釜ベスト10」は以下の通りだ。
10位:レオン・ベイリー(レバークーゼン/FW/20歳)
9位:ハリー・ケイン(トッテナム/FW/24歳)
8位:ネイマール(パリSG/FW/26歳)
7位:キリアン・エムバペ(パリSG/FW/19歳)
6位:パウロ・ディバラ(ユベントス/FW/24歳)
5位:ゴンサロ・グエデス(バレンシア ※パリSGからレンタル中)/FW/21歳)
4位:ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ/FW/22歳)
3位:ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/FW/29歳)
2位:マウロ・イカルディ(インテル/FW/25歳)
1位:エデン・アザール(チェルシー/MF/27歳)