• トップ
  • ニュース一覧
  • 【フランス4-2クロアチア|採点・寸評】MOMは攻守両面でフランスの優勝に貢献したポグバに!

【フランス4-2クロアチア|採点・寸評】MOMは攻守両面でフランスの優勝に貢献したポグバに!

カテゴリ:国際大会

内藤秀明・遠藤孝輔

2018年07月16日

フランス――55分にカンテを代えた指揮官の好判断。

55分という早い時間帯にカンテを下げ、エヌゾンジを送り込んだデシャンの采配は、ズバリ的中した。(C)Getty Images

画像を見る

[FW]
7 アントワーヌ・グリーズマン 7

フリーキックで先制点のオウンゴールを誘発し、落ち着いてPKから2点目をゲット。ドリブル突破などを見せるシーンはほとんどなかったが、前線からきちんとプレスをかけ、持ち前のテクニックを活かしたキープで勝利に貢献した。

9 オリビエ・ジルー 6.5(81分OUT)
個性の際立った選手が多く組み合わせが難しかったフランスが、組織としてある程度形になったのは、ジルーがハードワークを欠かさなかったからだ。空中戦で競り勝ち、前線守備もプレスバックもいとわない。最終的にノーゴールでワールドカップを終えたが、チームの緩衝材としての価値を発揮した。
 
[交代出場]
MF
15 ステベン・エヌゾンジ 6.5(55分IN)

カンテに代わってピッチに。持ち前の体格を生かしてバイタルエリアの門番としてプレー。攻撃の場面でも落ち着いてボールを散らしつつ、リーチの長さを利用したドリブルで組み立てにも貢献した。

MF
12 コランタン・トリソ 6(73分IN)

疲れが見えはじめたマテュイディとの交代で出場。2点のリードがあったこともあり、左サイドで無難なプレーに終始。

FW
18 ナビル・フェキル -(81分IN)

ジルーに代わって前線に。カットインからのシュートなどらしいプレーも何度か見せたが、ゴールネットを揺らすことはなかった。


[監督]
ディディエ・デシャン 7

たしかに、カンテがモドリッチに釣られて動いてしまい、その空いたスペースをマンジュキッチにポストプレーで使われるという場面は何度かあった。とはいえ、守備の要であるカンテを代えるのは難しい判断であり、それを55分の時点で決めた勇気は称賛に値する。実際にこの交代は、フランスに有利な試合展開を生み出していた。大会を通じてマネジメントに苦しんだ場面もあったが、チームを優勝に導き、選手と監督の両方でワールドカップを制するという、史上3人目の偉業を成し遂げた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●内藤秀明
【関連記事】
「誇らしい」「待ち望んだ感動をありがとう」 決勝で涙を呑んだクロアチアに母国紙は賛辞!【ロシアW杯】
「もっと上手くなりたい!」 あのペレに近づいた“神童”エムバペ、活躍の秘訣は尽きぬ向上心【ロシアW杯】
W杯決勝に乱入した女性集団の正体が明らかに! ファンからは怒りの投稿が続々!
「お粗末なダイブ」「あれで流れが…」殊勲の活躍もグリエーズマンの“疑惑”には批判の声が【ロシアW杯】
大会MVPはモドリッチ! 得点王はケイン、そして最優秀若手にはエムバペが選出!!【ロシアW杯】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ