フランス――若き天才はスピードだけではないところも。
[FW]
7 アントワーヌ・グリエーズマン 6
ジルーと同様、この日は守備での貢献が目立った。プレスバックで巧みにボールを奪うシーンもたびたび。利き足とは反対の右足でのシュートだったとはいえ、クルトワにがっちりキャッチされた終了間際のポグバからのパスは確実に決めておきたかったが。
9 オリビエ・ジルー 6(85分OUT)
放った6本のシュートはいずれも名手クルトワの牙城を崩せなかったが、リードを奪ってからはとりわけ守備面でチームに貢献。鋭い読みからインターセプトを決め、危ない場面ではゴール前まで下がってシュートブロックに入ることも厭わなかった。
☆MAN OF THE MATCH
10 キリアン・エムバペ 7.5
足の裏を使って後ろ向きのままジルーに出したパスに、あっさりフェライニを振り切ったドリブルでの仕掛けと、この日もクオリティーの高いプレーを随所で披露。得点こそなかったが、スピードだけではない、テクニカルで頭脳的な一面も見せつけた。自分で強引にいくところと周囲を活かすところの使い分けも巧みだった。
7 アントワーヌ・グリエーズマン 6
ジルーと同様、この日は守備での貢献が目立った。プレスバックで巧みにボールを奪うシーンもたびたび。利き足とは反対の右足でのシュートだったとはいえ、クルトワにがっちりキャッチされた終了間際のポグバからのパスは確実に決めておきたかったが。
9 オリビエ・ジルー 6(85分OUT)
放った6本のシュートはいずれも名手クルトワの牙城を崩せなかったが、リードを奪ってからはとりわけ守備面でチームに貢献。鋭い読みからインターセプトを決め、危ない場面ではゴール前まで下がってシュートブロックに入ることも厭わなかった。
☆MAN OF THE MATCH
10 キリアン・エムバペ 7.5
足の裏を使って後ろ向きのままジルーに出したパスに、あっさりフェライニを振り切ったドリブルでの仕掛けと、この日もクオリティーの高いプレーを随所で披露。得点こそなかったが、スピードだけではない、テクニカルで頭脳的な一面も見せつけた。自分で強引にいくところと周囲を活かすところの使い分けも巧みだった。
[交代出場]
MF
15 ステベン・エヌゾンジ -(85分IN)
ベルギーのパワープレーに備えて、最終盤にジルーに代わって出場。ボランチの位置に入った。ポグバが前線に移動。
MF
12 コランタン・トリソ -(86分IN)
アザールの激突で胸のあたりを痛めたマテュイディに代わって出場。
[監督]
ディディエ・デシャン 6.5
開幕当初は不安定だったチームを見事に立て直し、2006年大会以来となるファイナルの舞台へ導いた手腕は、高く評価されてしかるべきだ。勝利後、選手たちとピッチ上で喜びを分かちあう姿からも、良い信頼関係が保てているのは一目瞭然。ポグバの充実も、おそらくは指揮官のコントロールがうまくいっているからだろう。過去にマリオ・ザガロ(ブラジル)とフランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)のふたりしか成し遂げていない偉業――選手と監督の両方でワールドカップを制覇――の達成まで、あとひとつだ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●竹田忍(サッカーダイジェストWeb編集部)
MF
15 ステベン・エヌゾンジ -(85分IN)
ベルギーのパワープレーに備えて、最終盤にジルーに代わって出場。ボランチの位置に入った。ポグバが前線に移動。
MF
12 コランタン・トリソ -(86分IN)
アザールの激突で胸のあたりを痛めたマテュイディに代わって出場。
[監督]
ディディエ・デシャン 6.5
開幕当初は不安定だったチームを見事に立て直し、2006年大会以来となるファイナルの舞台へ導いた手腕は、高く評価されてしかるべきだ。勝利後、選手たちとピッチ上で喜びを分かちあう姿からも、良い信頼関係が保てているのは一目瞭然。ポグバの充実も、おそらくは指揮官のコントロールがうまくいっているからだろう。過去にマリオ・ザガロ(ブラジル)とフランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)のふたりしか成し遂げていない偉業――選手と監督の両方でワールドカップを制覇――の達成まで、あとひとつだ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●竹田忍(サッカーダイジェストWeb編集部)